一昨日ブックオフに行って、赤毛のアンを買ってきた。

最近本を買っても途中で飽きてしまうから、きっと続かないと思ったけど、楽しすぎて2日で読み終わった(買ったのは一昨日の夕方で、昨日はインターンで一日中働いていたのに)。

さっきママに続きを買ってきてもらうよう頼んだから、夕方にはアンの青春が読める。

 

自分の趣味が改めてよくわかった…。

 

暖かくて、ちょっと古風で、登場人物は基本的にいい人で、等身大で、

っていう物語が大好き。

 

本当は赤毛のアンじゃなくて、最近始めたインターンで記事を書くために役立ちそうなものを物色するためにうろうろしていたんだけど。

どうも、フランフランやアフタヌーンティーをうろうろするよりも、本屋さんとかブックオフにいる方が落ち着いて楽しくなってしまう性質なのである。困ってる。

商品紹介をしてミーハーを極めるみたいなインターンをしているけど、よく考えると私はそんなに物欲が強い方ではないのだ。

モノよりも経験に価値を見出しているロマン派。

 

インターン自体はとても楽しいし、頑張りたい。

前のインターンよりずっと日向にいるwebメディアって感じがするし、自分でちゃんと試してから紹介できるし。

闇を感じない。今のところは。

自分のアイデアをたくさん出せるというのは幸せな職場だと思う。

 

ミーハーになる努力をしよう。笑

インスタ映えとか、頑張ってしてみようかなあ。

 

それにしても、もし自分に子供ができたら、私が小さい頃読んでた本を全部読んであげたい。

やっぱり、人格を形成する上で私は本にとても影響されてきたのだなあと思う。

そして、良い本は良い影響を与える。

好ましい性格や考え方を持った人が主人公の本を読んで、それに影響されると、自分の人格の一部として取り込まれると思う。

 

少なくとも、私はそうやって育ったと思う。

「本だけはケチらずに買ってきた」というママに感謝してる。

 

私は高校生の頃までは空想が大好きで、勉強の途中や寝る前に布団の中でよくいろんな世界にトリップしていた。

アンも、そういう子なわけ。

でも彼女は15-16歳くらいで、考えることがたくさんあってそんな暇がなくなってきた、って言ってた。

本当に、そう。

私は18歳くらいになって、空想することが減った。

 

最近はもうほとんど空想なんてしない。

めちゃめちゃ現実を生きている。

「こうなったらいいなあ」と考えはしても、もう、ハリーポッターの中の登場人物として活躍するには歳を取りすぎてしまったよう。赤毛のアンを読んでふと思い出して、寂しくなった。

 

それにしても、本は素敵だと思う。

好きな本があって、読むことを楽しめる人生でよかった。