劇団スタジオライフ『トーマの心臓』(2014.06.20ソワレKabinettチーム) | MY FAVORITE THINGS

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うっかりハマった観劇の感想を中心につれづれと語ります。
最近はスタジオライフ/松本慎也さん/矢崎広くん/ミュージカル関連の感想が中心です。

〈キャスト〉

 ユリスモール:松本慎也
 オスカー:仲原裕之
 エーリク:田中俊裕

 レドヴィ:関戸博一
 アンテ:宇佐見輝
 バッカス:原田洋二郎
 サイフリート:青木隆敏

 リーベ:千葉健玖
 アーダム:澤井俊輝
 アル:フレッシュ(研究生)
 イグー:フレッシュ(研究生)
 ヘルベルト:藤波瞬平

 シャール:山本芳樹
 クローネ:石飛幸治
 カイザー:牧島進一
 ヘニング:山﨑康一

 ブッシュ:緒方和也

 シェリー:楢原秀佳
 エリザ:緒方和也

 ミュラー:曽世海司

 シュヴァルツ:楢原秀佳
 ヴェルナー:山﨑康一
 アデール:石飛幸治

 ギーセン駅の人々:
  石飛幸治/山﨑康一/山本芳樹
  及川健/牧島進一/フレッシュ(研究生)



〈感想〉

日曜日以来のトーマの心臓でした!
やっとKチームを見られた\(^o^)/
Rとはエーリクが久保くんから田中くんに変わるだけですが、全然雰囲気が違って面白い!

内容に入る前に、今日はイベントがない日なので、ポージングがありましたが、その間、拍手が全く途切れずびっくり。
少なくとも先週の日曜日まではポージングが始まると拍手が途切れて静かに見守り、暗転で拍手でしたが、今日はずっと拍手がなりっぱなし!
なんだか客席の私が猛烈に感動しました。

さて、田中エーリク!
私はとっても好きでした!
表情が豊かで、ときどき及川さんっぽいなぁと思いつつ(笑)、とっても元気いっぱいにまつしんユーリやら仲くんオスカーにどーんと体当たりしてる感じが大好きです。
エーリクは勢いが重要だと勝手に思ってるので、本当にかわいくて素敵なエーリクでした。

まつしんユーリはまたまた磨きがかかって、今日のラストの詩の朗読は「人は2度死ぬという」の前にちょっと間を取ってて(もしかしたら涙で詰まっただけかもだけど)そこでグッときました。
それから、はさみを突きつけるシーンで、びっくりしてエーリクが落としていったジャケットに震える手を伸ばして、ぎゅーっと抱きしめて嗚咽を漏らすシーンは今日も胸が苦しくなりました。
誰か早く彼を救ってやって!と。

対して、まつしんユーリが楢原シェリーママにお休みのキスされるとき、きゅっと目をつむって凄く嬉しそうに子供っぽい表情してて、母さまが大好きなんだねぇってしみじみ思いました。
と、同時にまつしんヴァリエと楢原伯爵夫人の組み合わせを見たくなりました。
まつしんユーリの母さまに対する優しい、リラックスした高めの声が大好きです。
そして声の使い分けがとても好き。
変幻自在!部屋替えの時の「君が新しい…」って高めの優等生ver.から相手がエーリクだってわかったあとの低く押し殺したような声に一瞬で切り替わるのがいい。
そりゃエーリクも「二重人格!」って嘆くよ。

仲原オスカーは安定のかっこよさ。
でもたまに可愛くて、部屋替えを校長に伝えられるシーンで、呼ばれて校長室に入ってくるときに、ベストの裾を引っ張って整えてるのがとっても子供っぽくて、初めて着た制服を父親に自慢する子供みたい。
可愛い。
基本、校長に対してとても子供っぽくなるというか、年相応の振る舞いになるのが可愛いね。
生徒たちといるときは大人っぽいのに!
それからカテコで壇上の柱に肘をかけて一瞬ポーズ取ってから階段を軽やかに降りてくる仲くんがカッコ良すぎる!

明日でRとKチームが東京千秋楽になっちゃうなんて!
信じられない!
もっと見たいよー!