言い訳させてくださいな | 月光下

言い訳させてくださいな

訪問下さりありがとうございます。

調剤薬局受付事務の朔薇です。


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いつもチェックしているサイト内の記事で、

こんなのを見つけました。

https://corobuzz.com/archives/202221


皮膚科の薬袋、用法の印字です。

まず、用法の意味を説明しますと、


◆『あたま よわい』

    ↓

頭に塗って下さい、弱い成分の薬です(ローション)

    ↓

良い入力例『頭に塗布(弱い)』


◆『顔 つよい』

    ↓

顔に塗って下さい、強い成分の薬です(クリーム)

    ↓

良い入力例『顔に塗布(強い)』


多分処方箋には、よわい、つよい、

としか記載されていなかったのかな?と思われる。

なので、この様な入力になったかな?

処方箋に書かれていない事は入力できないので、、、


調剤事務は処方箋どおりに入力すること、

との指導を受けています。

何故ならば、診療報酬を請求する際に、

病院側と薬局側で双方のカルテに相違が無いか

審査会において、チェックされているからなのです。

病院側と食い違いがあると、

請求額より、減額されて支払いが行われます。

なので、処方箋まんまの表現になってしまうのは仕方ない事

(ひらがなを漢字にする位は良いと思うのですが、、、

私なら漢字に変える。)


皮膚科の処方箋は類似した薬剤名が多く、しかも長い。

用法も細かく指示が有るので、入力が難しい場合が多いです。

まず、薬剤名を正確に入力する事に神経を使う。

薬剤名の入力ミスは差額が発生する事があり、

最終的に患者さまに迷惑が掛かるから、、、


薬袋の用法は、

患者さまに解り易く表現する事を心掛けてはいますが、

(表現の仕方は)その薬局の方針にもよると思うので、

変な表現の薬袋に当たってしまった場合は、

どうぞお許しくださいね。


患者さまが気にしておられた事、初めて知りました。

今後はもっと配慮して用法入力して行きたいと思います。