この音楽が好きな人は、こういう人が多いとかってあるよね。

似た人が集まるっていうのは確かにあるんだよね。

ぼくは思春期にロックンロールが好きになってバンドを組みたいと思ってメンバー探しをしたんだ。

元々、小学生の時からギターを練習してたからテクニック的な面での不安は無くて年齢とか好きな音楽とかも気にせずとにかくベースが弾ける人とドラムを叩ける人を探したよ。

その時に、好きな音楽が同じ人は性格や考えることが似てるなあって思ったんだ。

影響を受ける人が同じだからだろうね!

そういう経験をしたから、大人になってもその考え方は変わらなくて同じバンドのファンの人はたとえ会ったことが無かったとしてもどこか仲間意識のようなものがあったんだ。

およそ2年くらい前から、好きなアイドルグループを応援するためにSNSで毎日なにかをつぶやくようになったよ。

どうやらビルボードの集計対象にSNSのトレンドなどが含まれるということを知って、それまでは公式からの情報を得るためにしか見てなかったんだけど、毎日グループ名を必ず入れてつぶやくようになったんだ。

それがきっかけで、おすすめにファンの人がつぶやいてることが頻繁に出てくるようになったんだけど、その流れなのか何なのか分からないけれど昔好きだったバンドのファンの人がつぶやいてることもたまにおすすめに出るようになったんだ。

その時に、SNSを積極的に利用してる人特有の言い回しや一人称がワイの人を目にして本当に驚いたよ!

本当にそのバンドが好きなのか疑問に思ってその人のアカウントを覗いて過去のつぶやきを見ると年齢も自分と同じくらいだったり、ファンじゃないと知り得ないような内容をつぶやいていたりとかして、不思議と残念な気持ちになった。

そんな人を見たことも会ったことも無かったからね。

でもこれも、一部の目立つ人のつぶやきを目にしてるだけでファン全体で見れば少数派だよね。

わかってるんだけど、そんな人が一人でもいることがぼくには衝撃だったんだ。

何が好きか何が趣味かは関係なくて、SNSを積極的に利用する人っていう点で似た人が集まってるんだろうね。 

不思議だよー。

ロッカーもパンクスもアイドル好きも、同じように無断転載をして同じような言い回しでまるで同一人物じゃないか?って思うほどだよ。

でも中には、共感するし共鳴するツイートをみることもあるよ。

それは、そういう人たちに対する批判的な内容のものが多いから何の意味もないけどね。

だから、SNSで好きなものが同じだったり同じ趣味を持つ人を知ることは総合的に見てプラスマイナスゼロかなあ。

まだファンの意見や願望とかをSNSで見ることにメリットは感じられてないんだよ。

スタッフさんが抽出して紹介するものだけで良いかなって思うよ。