元カノ、元カレが夢に出てくる事はありますか?

夏休みに友人とヨーロッパを旅行している時は良くあった。
恐らく、昼間にしていた会話の影響だろう。よく恋愛話や結婚話をしていた。
そのせいで、夢の中では結婚経験値をかなり積ませてもらった。
何かと影響されやすい性格なのである。
(子供の頃、映画を見ると大体その映画が夢に出てきた。成長ないな。。。)

しばらく、そういう甘酸っぱい系の夢からは離れていたのであるが、
金曜日、久しぶりに見た。しかも、何故か10年前に別れた元カノ???

所詮は夢、感傷的になるわけもなく、そのまま目覚めてややローテンションのまま
学校へ。そう、今週は金曜土曜と授業がある。

雨が降っていたので車で行くことにして、車のキーをまわしたところ、、、、
ラジオから聞こえてきたのがこの曲である。



うーん、なんとも絶妙なタイミング。
(いや、決して誰かからそういう連絡を受けたわけではないのだが。。。)

ささやかな偶然に、思わず愉快な気分になってしまった。
こんな素敵(?)な偶然が現実に起こりますように。。。



先週の土曜日、現在取っているStrategies for Sustainable Developmentの
補講として、半日使ってシミュレーションを行った。

内容はと言うと、「漁船団を運営する」というシミュレーションである。
6チームに別れ、それぞれがある海域で漁業を行い、10年後の資産高を競うと
いう、まるでオペレーションのシミュレーションのようである。

これがStrategy for Sustainabilityと何の関係があるのか。
さっぱりわからずにシミュレーションを進めることとなった。
(シミュレーション中もわかっていない)

結論から言うと、関係あった。
自由市場において、森林保護やCO2削減などの地球全体の利益に繋がる目的を
果たそうとした場合、どのような個別の行動が考えられ、
どの様なコンフリクトが起こるか。それを避ける為の手段はどの様な事が考えられるか。
これら起こりうる現象を、漁業という資源が限られた市場に反映させていた。

なるほど、自社利益を優先する為に他社との協定を無視して先走るなど、
現実世界でもある事だし、上手く結びつけたものだなと思わず関心。

普通に「相反する森林保護と個別利益」などといった
ケースを読ませるのではなく、ゲーム感覚で現実を炙り出す方法は、
さすがMBAだなと思う。

Footballを見逃したのは残念だったが、土曜の午前中を潰した甲斐のある授業だった。
最近Peer pressureがきついため、久々に重い腰を上げてブログを再開。
(やることが山積みになっている現実からの逃避とも言うが)

2年目は楽になる。と聞いていたが、スタートして早3週間。全く楽ではない。。
むしろ、1年目よりもきついのではないかと思えてくる。
もっとも、全てElectiveなので、自分で自分を今の状況に追いやったとも言え、
文句の言える立場にはないのではあるが。

では、なぜ忙しいのか。
まず、Strategyを3つ取っている。看板教授のAhujaとKarnaniに加え、
環境ビジネスの大家であるHoffmanの授業である。
Strategyと言えば、Case。これらの授業では毎回ケースが出る
(時にはひとつの授業で2つケースをやることもある)ので、読まなければ
いけない量がものすごく多い。

二点目は、組織行動論の授業。
これは14週間のうち、4日間のみ集中して受講する講義なのだが、
金曜、土曜を使って朝8時半から夜6時まで授業があるため、
その週は予習に追われ(教科書を100ページくらい読まされる)、
翌週は週末1日しか勉強する時間がなかったという事実からCaseの準備が進まず、
準備不足で授業に臨むこととなる。
(大抵週末は何かしらイベントがあるので、まともに1日も勉強は出来ないが。)

これら4教科に加え、Accountingも履修しているので、日々予習に追われている。
間が悪いことに、会社へのレポートもそろそろ提出しなければならない。
少しは多忙なMBA生活に近づいたとも言えるかもしれないが、
本音は少し休憩が欲しいところ。
これに就職活動が加わっていたらと思うと。。。
私費の方々を心より尊敬します。

という事で近況報告も終わったところで本題。

2年目になり上記のように時間的には余裕のない日々を送っているが、
精神的には多少のゆとりが出てきている様だ。
なぜかというと。。。実はまだ確証を得ることが出来ていないので、
機会があればまたブログに書きたいと思う。

その、余裕が出てきた精神状態で授業を観察してきた中で、
最近ひとつ気が付いたことがある。というよりも、ある仮説に辿り着いた。

それは、

昨年は自信満々に発言しているように見てたアメリカ人。
実は、彼らも発表する時はUncomfortableなのではないか。

という仮説である。

当然、日本と比べると、アメリカは発言すること=存在意義のような国なので
彼らは(全員)発言することには慣れている。と思っていた。

しかしながら、最近授業中に発言している人達を観察していると、
半分くらいの人は顔を真っ赤にして発言しているのである。


最初は「おや?」程度にしか思わなかったが、最近良く目にする。
これは、Karnaniの授業だからか?とも思ったが
(Karnaniは発言に対して理詰めで責めてくることで有名、)
他の授業でも同じように顔を赤くしながら発言している人を見かける。

ということで、

「アメリカ人も、発言するのはUncomfortableなんだ」

という仮説である。
そう思うと、自分が発言を躊躇するのは悪い事とは思えなくなるから
不思議である。

一方で、そこまでしてまで発言をしている彼らは、
「Comfort zoneから出てるな」と思える。
Risk Freeである環境を機会と捉え、Public speakingの練習をしている。
(大げさかもしれないが。。。)
土俵は同じ。後は一歩を踏み出すだけ。

※ちなみに、これに気付いたからなのか、今までの経験が積み重なった
 結果なのか、最近グループMTGでも発言する事は躊躇わなくなった。