サルティンボッカは薄切りの仔牛肉とイタリア生ハム、プロシュートを使用したレシピです。仔牛肉が手に入らなければ豚肉、鶏肉でも構いません。出来れば上質なプロシュートを使って欲しい一品です。

☆サルティンボッカの意味
サルティンボッカとは「口に飛び込む」という意味で、その名の通り簡単に調理が出来、また簡単に食べることが出来る料理です。プロシュートを使用するので少し割高になりますが、その分香り高く、おいしさも倍増します。
この料理の起源はもともとイタリアの首都ローマのあるラッツィオ州発祥の料理です。

☆材料 4人分
薄切り仔牛肉 大4枚
プロシュート 8枚
セージ 8枚
白ワイン 半カップ
固形スープの素 半分〜1つ
小麦粉 少々
塩コショウ
バター

☆作り方
1、薄切り仔牛肉にセージを二枚両サイドに並べる。その上にプロシュートをのせる。仔牛肉が大きい場合は半分に切る。
2、1に軽く小麦粉を両面にはたく。
3、熱したフライパンにバターを加え、2をプロシュート側を下にして焼く。
4、少し火が通った位で素早く反対側も焼く。
5、フライパンに白ワインを加え、固形スープの素を少し小さく割って加える。
6、強火で大体2〜3分程水分が無くなるまで煮詰める。

*補足
プロシュートが仔牛肉と分離してしまうのを防ぐため、爪楊枝を使用しても大丈夫です。プロシュートの塩加減によって加える固形スープの分量も変わってきますから、白ワインを加えた時点で一度塩加減を確認した上で固形スープの量を調整して下さい。塩加減が足りない場合は塩を加えて下さい。
使用する肉はかなり薄めの物を使用し、調理時間は片面1分位の本当に焼き色をつける程度にして下さい。調理時間が長いと肉が固くなってしまいます。また、あまり薄い肉でない場合は肉叩きでしっかり叩いて薄く伸ばしてみて下さい。