静かに強く、人生を振り返ざるを得ない思いにさせられた映画だ。
人は傍にあるやさしさには、最も気付くことができず、しかし、
最も遠い存在である「神」に優しさを求める。
しかし、この映画のなかでは、「神」は見事なまでに主人公の
救いを葬り去る。神にしか救いが見出せない状態の彼女にである。
神の全ての人間をを救うことと、一人の人間を救うということに矛盾が
生まれることを残酷なまでにこの映画では描いてしまう。
ラストシーンでは、人間の心の光と影を、淡い日差しという映像で表現し、
オアシスのクライマックスシーンを連想させるエンディングには唸らせられる
展開にまたしても降参してしまうのである。
翻って、私は、ソン・ガンホ演じる男性とは正反対に、傍にいてあげることすらせず、
見えない神を見せたあげるがごとく振舞っていたようだった。(宗教にのめり
こんだわけではない)ただ、君を見てる、強くではなく、静かに、そっと見ているだけで
よかったのかもしれない。
その最も大切なことを怠ってしまっていたのだろう。地位や名誉やお金ではない
ただ、傍にいるよ。ずっといるよ。ただそれだけでよかったのかもしれない。
人間とは、愛とは・・・神を超えるこの映画の描写は、天国へ持って行きたい
映画のひとつになったかもしれない。
明日から私は変わる。うまく文章が書けずに歯痒い思いが残るが、とにかく私は
変わった。この映画によって・・・
オフィシャルサイト
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