【中国で学校に通う】 8都市に日本人学校、塾で受験対策も
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| 上海日本人学校の下校風景 |
まず思い浮かぶのは日本人学校だろう。現時点で、上海、北京、香港、大連、蘇州、天津、青島、広州の8都市にある。大半は小学部と中学部の併設で、入学試験はない。ただ異動の季節となれば、瞬間的に机などが足りなくなるため、入学を待たされることもあるとか。入学金も2250元(約3万円)から1万元(約13万円)まで都市ごとにばらつきがあり、事前に確認しておきたい。別途、1カ月あたり1300元(約1万7000円)から3000元(約4万円)の授業料を支払う。
海外子女教育新興財団(http://www.joes.or.jp/ )によると、中国の日本人学校に通っている子ども(※深セン、瀋陽、南京にある補習授業校を含む)は約4000人。日系企業の進出ラッシュは続いており、受け入れに余裕がなくなりつつあるのも事実で、アメリカンスクールやインターナショナルスクールを選ぶ家庭も少なくない。
親として気がかりなのが、日本に帰国したときの子どもの学力だろう。実際、受験を控えた小学6年生や中学3年生の「お受験帰国」は一般的という。ただ、大都市・上海には日本人向け塾も数多く存在する。
例えば、駿台(学校法人・駿河台学園 http://www.sundai-kaigai.jp/sh/ )上海校では、小6向け私立難関校対策コースを月3000元(約4万円、週2回2科目)で、中3向け一般受験対策コースを月2800元(約3万6000円、週3回3科目)で提供している。「日本の教室に比べて、学力のばらつきが少ない。日本の私立学校の雰囲気がある」(駿河台学園の大藪博史・経営企画室次長)とか。首都圏を中心に学習塾「ena」を展開する学究社も2006年春、上海に進出済み。家族がバラバラにならないよう、検討してみる価値はありそうだ。
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