GWの恒例となった
東京カメラ部写真展。

FacebookのTLに流れてきたのをみて出かけるようになり、3シーズン目。



好きなフォトグラファーさんの展示を目指し、迷いなく一直線。





















キレイだなー

とか

上手いなー

とか思う作品もたくさんあるけど、





私は
この方の写真、手放しで

「全部好き

と思う。



SNSもフォローさせていただいているんだけど、文章も好き。






一昨年のGW直前、鳥取・島根をめぐる旅をした。
「朝イチの鳥取砂丘」
というのが旅のメインで、
言葉に出来ないくらい発見と満足と充実の旅だった。




この「植田正治写真美術館」は、10年以上行きたくてもなかなか行けない憧れの地でもあった。


植田正治写真美術館から臨む大山は、あいにくの天候で鈍色の空だったけど、自分の原風景と重なり、長いこと乖離していた自分の過去と現在がしっくりと重なるような感覚を覚えた。





それは長年のテーマでもあったし、
そんな簡単に出来ないことだと思っていたが、
なぜか、鳥取・大山を仰ぎ見ているうちに、スンナリ出来てしまった。









その直後、東京に帰って来て、
「東京カメラ部2016写真展」で柄木さんの写真に出会った。





なんの気なしに見ていた中で、一番惹かれる写真だった。

SNSで作品を追って行くうちに、柄木さんは、鳥取・大山がフィールドと知った。









柄木さんの写真に惹かれるワケとして、もうひとつ。



写真をみるとき、私自身も被写体と向き合う感覚になる。



例えば、水中写真もそう。
ダイバーとして、水中写真なら全て大好きではなくて、
自分が感じる、撮影者の被写体に対する眼差しを一旦自分の中に落として、感じてから
初めて「作品をみる」という作業に入る。



ある意味霊媒体質的な見方なのかも




柄木さんの写真は…




被写体との間に線引きがない感じ。
見ていて、本当に楽しく、心地好くなる。
映像以外の
温度や空気や音が皮膚感覚で聴こえてくるし、みえてくる。

ご本人にお会いしたことはないのだけど、
その方がいたら、
子どもや動物が寄っていきそうな気がする(まったくもっての主観です)




秋に植田正治写真美術館で個展を開催されるとか。



鳥取までのアクセスはなかなか難しいけど、行こうと思う。いや




行きます❣️