こんにちは。
もやもや。
Youtubeを、日本/海外のビデオを見初めて、何か残念と思うことが。で、これ日本だけに限らなくて海外の人のビデオでも同じなんですけど。
どうして
- 超絶技巧!!!
- 観客0人から❌人に!
- (超絶技巧の)❌❌をリクエストされた!
って多いんでしょう? 日本だけかと思ったら、海外の方達のビデオもそういうの多い。
再生回数だってそういう風に書いてある物の方が多いみたいだし。
こういう風に書いてあるビデオを撮っている方たちを非難するとか下げる気は毛頭ないです。
音の悪いストピとか公共の場所のピアノを弾いて、素敵な演奏を聞かせてくださるなんて感謝しかないです。今の携帯とYoutubeとって技術の進化がなかったらありえない事だし。ただで聞かせる必要なんてない方達が載せてくださっているし。Youtubeライブや17ライブもそうですよね。
超絶技巧って書いている方達は本当にお上手な方ばかり。
そう(過激な題や字幕を)書かないと皆が見てくれないんでしょう。そういうビデオをとっかかりにしてもっと載せている他のビデオを見てもらいたいのは当たり前。で、正しい戦略だと思います。
クラシック大好き人間の私だって知らない曲は山ほどあって、そういうビデオから知る曲も一杯。
でも。
クラシックってそんなに敷居が高いのかなぁ。
超絶技巧じゃなかったら見てくれないの?超絶技巧って書いてある人だけがそれを持っているの?
観客が増えない人の動画ってその人があまり良くない音楽家なの?って悲しくなってくる。
煽ったものばかり再生数が伸びているのを見ると。
こういうタイトルや字幕をつければ見てくれるけど、普通に録音/録画したものでは気取ったクラシックになっちゃうのかなぁ。
そんなことを書かなくても、皆が気軽に再生してくれるといいなぁ。
字幕がなくても、クラシックは知らなくても、いい演奏はいい、良くわからないけど、だからいいねを押すって出来たらいい。
でもとりあえずはそうやってクラシックを広めて下さっている方達に感謝を。
オーストラリアは夏になると、星空のシンフォニーみたいにオペラやクラシックの無料野外コンサートがあり、家族連れで皆がピクニックを持って行きます。TVでも大抵同時中継。服もいつもの服で、ちょっとお酒を持って、ピクニックシートの上に座って(ちょっと遠い)演奏を聞く。家族や友達と一緒に。
こちらの音楽教育って日本と違って音楽が必須科目に入っていない。だけどいつもの、例えばシドニーオペラハウスのコンサートにはいけないけど、こちらなら、気軽に行けるって行く人が一杯。
入場料の代わりにチャリティーに寄付してくださいって言われて皆大小まちまちな金額を寄付。
曲目は本当に親しまれている入門用クラシックだけど。
コロナでたぶん中止でしょうけど(今は冬)。今年も何かやってくれるといいな。ああいう気取らないコンサート好き。そのオンライン版がYoutubeなのかな。
もっともっと敷居が下がるといいな。
Youtubeに溢れているクラシックのビデオがもっと伸びるといいな。別にプロの人のビデオじゃなくたっていい。
そして今年の夏(半年後)までには街角コンサートも復活するといいな。