私はありとあらゆる芸術が好き。

 

だから、写真撮影に嵌ったり、絵を描いたり、楽器を演奏したり。

母親に言わせるとどれかに決めなさいということらしい。

 

もしこの中で選ぶものがあるとしたら、写真と楽器演奏は落とせない。

 

絵を描くことは少し優先順位が下がるかな。水彩画が大好きだけど。

 

写真は、その場でしか切り取れない絵を切り取るのが好き。家には信じられない程カメラとレンズがごろごろしているけど。主にマニュアルフォーカスのもの。オールドレンズが好き。

 

その場の景色だったり光だったり誰か(もしくは何か)の表情だったりを切り取るのがいい。マニュアルレンズだと難しいけど、誰かが踊っている所を写すものも好きだなぁ。

 

だから白黒の静かな写真も好き。色がない世界は感情がダイレクトに現れる気がする。

 

写真に自分の感動を写し取れる私と。

 

演奏で自分の感情を込められない(もしくはそれが現れていない)私と。

 

どうして両方いるんだろう。なぜか音楽の方が自分の感情がストレートに出る気がして。

 

それがなんとなく怖い。

 

いつまでも技術的にはうまいんだけど感情が載っていない・・・・・って先生達に困惑されているわけにはいかない。

 

月光第2楽章の楽しい踊りのような音と第3楽章の激しさと。

 

出せるんだろうか。

 

今はまだ曲を覚えていないって言い訳ができるけど、一通り弾けるようになった時に自分が感じた事を曲に弾いて入れ込む事ができるのかな。

 

失恋の歌でもなければ恋の歌でもないのだから、感情を乗せる練習にはいい曲なはず。

 

だけどなー。何か難しい。何でだろう。