お借りして読みました^^
いつもありがとうございます♬
『地図にない場所』
1巻
著者:安藤ゆき
発売日:2020.11.30
出版社:小学館
ページ:176p
価格:715円(税込)
出版社からの内容紹介
中1にして「人生終わった」と絶望する少年・土屋悠人。
留守気味だった隣人のバレリーナ・宮本琥珀が
怪我で引退&天涯孤独で帰国と聞き、
「俺より終わってそうなやつが見たい」と訪ねるが、
なんかイメージと違うし、手がかかる人で…?
2巻
発売日:2021.8.30
出版社からの内容紹介
学校にも家にも居場所がなく「俺の人生終わってる…」と
嘆くい中1・土屋悠人は、ふとしたことから隣人の
元バレリーナ・宮本琥珀と出会う。
家族でもない、友達でもない、歳の離れた隣人同士。
そんな二人が子供の頃に流行った都市伝説
「地図にない場所(イズコ)」を探すため、
ご近所探索を始めることに。
これまで海外生活が長く、人生の全てをバレエに
捧げてきた琥珀にとって、半径数mの「日常」は
新鮮なことばかり。
悠人もそんな琥珀と一緒に料理をしたり、
野良猫を愛でたり、民族楽器のコンサートに行ったり
するうちに、琥珀との時間がかけがえのないものに
なってゆくが…?
3巻
発売日:2022.8.30
出版社からの内容紹介
地図にない場所・イズコの謎が明かされる!
子供の頃の都市伝説「地図にない場所(イズコ)」を
探すため、ゆるゆるとご近所探訪を続ける悠人と琥珀。
途中、琥珀さんと親しげにしていることを
お母さんに知られて余計なお節介を焼かれたり、
琥珀さんが行方不明(!?)になったりと
いろいろハプニングが起きつつも、2人の絆は深まってゆく。
普段は絶対立ち入らないようなお店へ
イズコの聞き込みを続けるうち…
やがて悠人は、聞いた人それぞれのイズコ像があり、
その人の人生や日常を浮かび上がらせていることに
気付いてゆく。
そんな中、かねてより約束していた花火大会の日が到来。
すずと琥珀さんの税理士も合流して、
いざ!夏のメインイベント!の日に…
悠人の胸を騒がせる、
思いがけないことが次々と起きて…
4巻
発売日:2023.7.28
出版社からの内容紹介
NHK『あさイチ』で紹介され話題沸騰!
悠人(ゆうと)と琥珀(こはく)、
税理士の青石(あおいし)さんとすず。
4人で出かけた花火大会の日に、悠人は
「地図にない場所=イズコ」の真相を知ってしまった。
その真相を琥珀に明かせず、
胸に棘が刺さったまま…
季節は秋が来て、やがて冬。
今度は冬のメインイベント・クリスマスを
4人で過ごそうとういうことになり、
ソワソワモードでその日を迎えるが…?
5巻
発売日:2024.3.29
出版社からの内容紹介
それでは、またね。2人の絆の物語、完結。
「地図にない場所=イズコ」の真相を知りながら、
琥珀には黙ったままの悠人。胸に棘が刺さったまま、
でもこの時間を終わらせたくなくて…季節は巡ってゆく。
変わらないように見えて、確かに変わりゆく日々。
大きな変化は唐突に訪れる…
2人の絆の物語、これにて完結。
感想
怪我の為に引退したバレリーナを”終わった人”と思うかな?
とちょっと疑問は残るけど、
それは、中1の悠人が思ったことですねvv
優秀な兄を持ち、イケメンの弟を持ち
自分も優秀だと思っていたけど、
兄の前にかすんでしまいvv
しかも、自分も優秀と思っていたけど
ついていけなくなり・・・
大丈夫?とクラスメイトからも心配されるようになるとはvv
挫折感を味わっている悠人には、
琥珀さんが
同じ仲間と見えたのでしょう。
でも引退したバレリーナの琥珀さんは、
思っている以上に元気で、
バレエしかしてこなかったので、
そうじや洗濯、諸々が、新鮮と言うか
出来ない@@
母が亡くなり、悲しんでいるだろうと思ったら、
母から解放されて、気が楽になっていたり。
悠人と琥珀さんの
”イズコ探し”が始まるのですが、
都市伝説じゃないの?
と思ってしまいますが、
たどると実際に地図に乗らなかった地域があったと話題になり、
その事を教師が、子どもたちのコミュニケーションを高めるために
言い出した事とは^^
真相を知ってしまった悠人は、琥珀さんに言い出せず。
いつしかそれが隠し事になり。
こころにちょっとトゲが刺さったままになります。
でもそれは、琥珀さんとの”イズコ探し”が終わると思うと
切なかったからで。
嘘はいけないと思っても
それよりも大事なことを優先しちゃいますね。
何の嘘なのか?
誰に対しての嘘なのかvv
分かっていても・・・
と言うこともあります。
ラストは、悠人が大学を卒業し23歳になり
琥珀さんと疎遠になっていたけど、
引っ越すと聞いて、勇気を出します。
あの当時のことを謝れて良かった^^
心のトゲがひとつ抜けました。
色々な形の友情がありますね。
興味深く読みました♪