図書館で借りました♪

 

こちらの本を知ったきっかけは!

 

脇明子:著

子どもの育ちを支える絵本の書影『子どもの育ちを支える絵本』で紹介されていた絵本です

 

p142 喧嘩も失敗も成長の糧

 

きみなんかだいきらいさ『きみなんか だいきらいさ』

 

 

 

文:ジャニス・メイ・ユードリー

絵:モーリス・センダック

訳:こだま ともこ

発行日:1975年

出版社:冨山房

大きさ:151mm×142mm

 

出版社からのおすすめ年齢:3・4・5~

 

 

  出版社からの内容紹介

 

いつも仲良しの友だちと今日は大げんか。
もう口なんかきいてやるもんか、と思ったけれど、やっぱり気になって仕方がない。
劇的な構成で子どもの心理を的確に描いています。ロングセラーです。

 

 

感想 

 

タイトルからして、心ざわつきます。

「みんな仲良く」とか「喧嘩しないで」

と言いながら子育てきました。

 

「きらい」って言っちゃいけない気がするけど・・・

 

脇さんが本で

「昔の子は、喧嘩もよくしましたが、今の子は、

”いざこざ”を避けて、小さくいきている。」

「昔は、良く喧嘩をしたが、今の子はあまりしない。その為か、

思春期に荒れるようになったのでは?」

と。

 

子育ても時代と共に変化していて、

娘から聞くと、兄弟喧嘩をしていても親が仲裁に入らない方が良いとのこと。

怪我とか危険が伴わなければ、当時者同士で解決するまで

親は待つようです。

 

この本も、本当は仲良しだけど、

時々、心が爆発しちゃうことがあるのでしょう。

でも、言いきっちゃうと寂しくなるのか?

気持ちがスッキリするのか?

またいつもの仲良しの2人になっています。

 

子育ては、もう終わってしまいましたが、

子育て中の方の応援になるような絵本だと思いました。

 

ちょっとサイズが小さいので、読み聞かせには不向きかなvv