福音館書店 2024年度月月刊誌発表会

 

 絵本作家 講演会

 

 

阿部結さん(絵本作家)

松村美玖さん(編集者)

 

日時:2024.2.10(土)14:00~16:00

定員:250名(先着順)

受講料:無料

 

 

 

絵本が出来るまでを

担当編集者さんとの対談形式で聞きました。

 

まず、ラフ画から、編集者さんからのアドバイスがあがります。

編集者さんも一人の目では無くて、

他の方の意見を聞きながらのアドバイス。

 

それは、こどもの足の開き方だったり

犬の大きさだったり

ぴったんこ

と言うフォントだったり

色だったり

 

絵本作家さんも、何度も試行錯誤しながら

描きます。

これも根気がいりますが、

そうして仕上がった作品が

わたしたちの手元に来るのですねニコニコ

 

 

こどものとも0.1.2

 

 

ぴったんこ|福音館書店『ぴったんこ』

 

 

2023.8月号

 

【物語】

 

「ぴったんこ しーましょ」と女の子が呼びかけて、

「いーいーよ」となかよしの犬が答えます。

ふたりは、はじめは手と手、次はほっぺとほっぺをくっつけあいます。

どんどん楽しくなって、最後は、全身をぴったんこ! 

おなかやおしりをくっつけあう身体の動きや、

元気いっぱいの表情からは、ふれあうことの喜びが伝わってきます。

 

 

 

これから発売予定の

こどものとも0.1.2 4月号

「でておいで」

 

発売前なので、コメントは控えます。

 

 

こどものとも

 

おやつどろぼう』阿部結 | URESICA『おやつどろぼう』

 

 

2021年8月号

 

 

【物語】

 

母さんが隠したケーキが気になって、冷蔵庫をのぞいたアカーキー。

おかしな生き物がケーキを盗むのを目撃し、

取り戻すために冷蔵庫の奥へと入っていきます。

たどりついたのは、盗まれたおかしが山積みになった“おかしな”大広間でした。

アカーキーはケーキを取り戻すことができるのでしょうか。

こっそり隠したおやつの知られざる行方を描いたファンタジーです。

 

 

【感想】

 

実体験からできたお話とのこと。

 

アカーキーは、しましまとともに

踊って歌い、おやつを食べ放題。

この踊りと歌も楽しいキラキラ

 

 

 

単行本

 

 

おじいちゃんのくしゃみ|福音館書店『おじいちゃんのくしゃみ』

 

発行日:2023.5.20

定価:1540円(税込)

ページ;40p

 

 

【物語】

 

おじいちゃんのくしゃみは世界一

いつも大迷惑なおじいちゃんの大きなくしゃみ。

けれども、じつは、すごいことができるくしゃみなんです。

くしゃみの勢いで、木の上のりんごを落とせるし、猛獣を追い払えるし、

なんと空を飛んでどこにでも行けるのだそう。

女の子は信じませんが、おじいちゃんは大きなくしゃみをしたかと思うと、

空高くどこかへ飛んでいってしまいました。

おじいちゃんは、いったいどこへ? 

おじいちゃんと孫娘の微笑ましい交流を描いた、ユーモアあふれるお話です。

 

 

【作成秘話など】

 

こちらは、こどものとも月刊誌の予定でしたが、

コロナ禍だったため見送りになりました。

そして、制限解除になり 単行本での発売となったそうです。

こちらの裏話は、ホロっとしました。

 

このおじいちゃんは、阿部さんの祖父がモデル。

祖父が亡くなったときに、父から聞かされたことは。

元軍人だった祖父は、笑わない厳しい人だったが、

孫の誕生により、笑ったりと今までにない表情を見せてくれたとのこと。

自分の存在が、そんな風に祖父の心も和ませていたと思うと

存在価値があったと思うと。

おっしゃってました。

 

 

 

 

とても楽しい講演会でした。

福音館書店さんの開催で、無料です。

しかも絵本のお土産までありました。

 

今、月刊誌も絵本も売れない時代です。

少子化もありますが、

媒体が色々あり、絵本を買わない選択が増えたのでしょうかvv

 

以前、保育所で、所長さんより

月刊誌の定期購読は、個人の判断なので

凄く少ないとのこと。

 

そう言えば、娘の時は、全員が購入でしたが、

息子の時は、希望制でした。

 

この月刊誌で、読み聞かせができるので

助かりました。

 

多くのこどもたちが絵本に親しんで欲しいです。