図書館の新刊コーナーより借りました♪

 

心をひらいて、音をかんじて『心をひらいて、音をかんじて 耳の聞こえない打楽器奏者エヴェリン・グレニー』

 

 

文:シャノン・ストッカー

絵:デヴォン・ホルズワース

訳:中野怜奈

発行日:2023.7.25

出版社:光村教育図書

価格:1600円(税抜)

ページ:40p

対象:小学校低学年~

所蔵:4館

 

障がいのある人を描いた児童書におくられる

2023年度「シュナイダー・ファミリーブック賞」受賞作

 

 

【出版社からの内容紹介】

 

グラミー賞受賞の打楽器奏者エヴェリン・グレニーは、音を全身で感じ、自由に演奏する。12歳で聴力をほぼ失ってから打楽器と出会い、困難を克服し自分らしく生きるエヴェリンの半生を色鮮やかに描く伝記。

多様性を考える絵本。

 

 

著者紹介

 

 

ストッカー・シャノン

 

医師を志し学んでいたとき、反射性交感神経性ジストロフィー発症

二児を出産後、作家デビュー

ミュージシャンの一面も持つ

エヴェリン・グレニーの生き方に感銘を受け、

交流を持ち、本書を執筆

アメリカケンタッキー州在住

 

 

【感想】

 

エヴェリン・グレニーさんを知りませんでした。

 

音楽に恵まれた環境にあり、

才能もあった彼女に

突然、病気が襲います。

 

音楽が好きなのに、耳が聞こえなくなる病気とはvv

 

それでも、音楽の道を諦めずに、

挑戦し続けます。

 

家族の応援や、色々な方のアドバイスもあったと思いますが、

本人の努力と音楽が好きと言う情熱が

周りの人たちの心を動かしたのでしょう。

才能もありましたが。

 

ロンドンオリンピックの時、演奏されたそうです。

 

演奏をするときは、裸足で、

床からの振動を感じながらの演奏。

 

耳が聞こえない演奏者です。

 

目が見えないピアニストもいますし。

知らないだけで、ハンデを持っていても

好きな事を諦めずに、頑張っている方が

多くいるのだと思うと、

自分が恥ずかしくなりますvv

 

元気が出る絵本でもあります^^v

 

 

エヴェリン・グレニーHP