衛星劇場 録画視聴

『五月の青春(原題)』

1980年 春 光州(クァンジュ)

迫りくる歴史の渦を知らぬまま、それぞれの運命に向かって

熱く突き進む若者たちのニューロマンメロドラマ

 

放送日:11/11(木)午後11時~ 2話連続 12/17 終

韓国放送:2021.5.3~6.8

韓国放送局:KBS

話数:全12話

出演:イ・ドヒョン、コ・ミンシ、イ・サンイ、クム・セロク、オ・マンソク

演出:ソン・ミニョプ

脚本:イ・ガン

 韓国公式サイト

 

【人物相関図】

 

【MV】

 

【感想】

観終わりました。

 

予想通り、ハッピーエンドではありませんが、

タイトルにあるようにまさに『五月の青春』でした。

 

もともとイ・ドヒョン君の大ファンですが、相手役のコ・ミンシさんも

とても良くて、好感が持てました。

まさにベストカップル!

 

ミンシさんは、看護師役

昔は、看護婦さんと呼ばれていましたね^^

 

こんな帽子というのか?

付けていましたね^^

今は、軽装になりました。

懐かしいです

 

 

また二人を取り巻く、クム・セロク、イ・サンイが、良心ある兄弟でした。

実業家の裕福な家に育った兄弟ですが、

父の教えのように、自分の幸せだけでなく、皆の幸せがあっての・・・

を実行に移していました。

ラストも好感が持てました。

経験は、人を変えますが、それが、良い方向に変わっていった気がします。

 

 

話は、戻り💦

背景に光州事件があるので、どうしても躊躇してしまいますが、

ブロ友さんのお薦めの言葉が後押しをしています。

 

1話

工事現場から発見された白骨化した死体と遺留品に驚く

ホームレス風の男性。

 

ヒテなのか?

ミョンヒなのか?

ミョンヒの父なのか?

ミョンヒの弟なのか?

と、

謎めいていましたが、

 

終わってみれば、切なくなりました。

 

 

今から40年前の事件 光州事件は、

今、60代の人にとっては、まさに青春時代で、民主化を訴えて 学生運動をしていた方もいるはずです。

友達を亡くした方も。

 

逆に、その時兵役中だった人は、自分の意志とは関係なく

市民に発砲せざるを得なかった人がいたのです。

 

明らかに市民と見られる人や

子どもにまで発砲をしたようです。

 

目を閉じて発砲した人・・・

その心境を思うと本当に辛いです。

 

 

このホームレスは、ヒテの友だちのギョンスだったのですね

40年間、苦しみ続け、普通の生活をすることを拒否したのかもしれませんvv

 

もう、心を休めて、普通に暮らして欲しいと思いましたし、

ヒテもそのように目で訴えてきた気がしました。

 

 

ヒテは、医学部を首席で卒業し、国家試験も受かっていましたが、

歌謡祭に出るために留年していました。

映画「タクシードライバー」の大学生も歌謡祭の練習していましたねvv

皆、普通の大学生だったのです。

 

ヒテは、ギョンスとペアを組みますが、

その理由を

「最初から優しい奴なんていない。どの瞬間も最善を選ぶんだ。

でもお前は

選択を人に押し付けない。それは、優しさではなく 強さだ。」

と言っていました。

 

最終話

ヒテは語ります。

今まで後悔し続けてきた

 

あの時、光州に行かなければ・・・

あの時、ミョンヒに会わなければ・・・

あの時、ミョンヒの手を離さなければ・・・

あなたは、生きていたでしょうか

 

でも、そのすべてが僕の選択だ

辛い試練を僕に与えて欲しいとの祈りは

あなたへの愛だった

 

光州事件を背景にしながら、二人の熱く儚い青春を描いていました。

 

40年後の今

ヒテは医者として生きていました。

 

ミョンヒの遺骨をお墓にいれることができ、一区切りになったのではと思います。

辛い過去がありますが、それを胸に生きているかたも沢山いらっしゃるでしょうねvv

 

余韻の残る 良いドラマでした^^

 

色々なシーンを思い出します^^

 

よくある身代わりのお見合い

断れるように、コーヒーではなく、いきなりビールです(爆)

 

洋服が濡れてしまい、おじさんの洋服を着るヒテ

何でも着こなしますね~^^

(贔屓目)