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ロシマヤンのブログ

心理学の知識を元に、人間の生き方や社会のあり方について

自分なりにいろいろ考えていきたいと思っています。

感想など、コメントいただけると幸いです。

第2問(2)[心理学分野]

16歳の女子高生、ボーイフレンドとの性交渉を重ねて妊娠
両親をはじめ周囲の大人は激しく動揺
少女の行動の理由についてどの理論に依拠し、

どんな根拠の元どんな解釈が出来るか?

当該女子高生(以下Kとする)の心理にBPD的特長を仮定し論じる。


[解釈1 - 境界性人格障害(BPD)的特長による男性依存]


BPDの背景と特徴として、
生来の気質に加わえて、
被虐待や家族や恋人との死別など、
自己の尊厳が根本から否定されるトラウマ体験が
著しい退行を引き起こしてしまい
対人関係における親密な関係を適切に築けないことがある。

本来人間の健全な自尊心とは
乳幼児期における主たる養育者との
愛情関係の構築により育まれる。

Kは何らかのトラウマ体験により自尊感情を損ない、
これを回復するために乳幼児期の心理特性
例えば空腹(不快感情)に泣き叫び、
授乳(愛情体験)により満足する、
というレベルに退行していると解釈できる。

つまりもはや身体的には子供とはいえない年齢において、
しかも両親とは異なる相手に、
自身の不安や悲しみを怒涛のごとくぶつけ、
それが満たされなければ赤ん坊のごとく泣き叫び
相手を徹底的に非難する。
反対に自分を受け入れてくれる優しい相手には
無条件に全面的に甘えるという両極端な行動に走る。

その結果が病的な男性依存とセックス依存であり、
周囲の理解を得られない望まぬ妊娠を招いたと推論できる。