【趣味】
感興をさそう状態。おもむき。あじわい。
ものごとのあじわいを感じとる力。美的な感覚のもち方。このみ。
専門家としてでなく、楽しみとしてする事柄。
〔哲〕カントの用語。美的判断力の一つ。趣味判断。

以上,手元にある電子辞書の
広辞苑より一部抜粋。


自分にとって音楽は
趣味じゃありません。

「専門家としてでなく、楽しみとしてする事柄」

という意味では間違いなく
音楽(に関すること全て)は
趣味やって言える。

けど,自分の中ではその枠から
飛び出してんねんな。

やから趣味で間違いないけど
趣味って言わん。

じゃあ

「趣味何?」

って訊かれたら。










………答えられませんでした。

例えば映画鑑賞が趣味って
答えるとする。

映画好きやし
定期的に映画館に
足運ぶことはあるから。

でも,頻度が多くて週1とか
月に1本観るかな,ぐらいとか
この程度で趣味って
言えるんやろか。

「専門家としてでなく、楽しみとしてする事柄」

この意味では合ってる。

でもほんまに趣味って
人に言い切れるレベルでは
ないよね。


同じように今度は
楽器演奏が趣味って
答えるとする。

吹奏楽部に所属していて,
授業のある日は朝練,昼練,
夕練(朝早く授業始まる前,
昼休み,放課後の部活動時間での
練習のこと)をこなし,
休日も朝から夕方まで
練習をこなしています。

これはそれなりのレベルの
吹奏楽部なら当たり前の
練習スケジュールやけど,
例えコンクールで
いい成績残してなくても
打ち込んでるって言い切れる
レベルな気しやん?




こう考えていくうちに,
「打ち込んでる」って人に
力説出来るぐらいの事柄が
手元にないことに気付いた。

今まで趣味何って訊かれて
答えてたこと全部
打ち込んでるとは
言い切れんねんな。

したらやっぱり自分の趣味は
音楽…音楽鑑賞,分析って
とこなんかなと。

真剣に向き合ってるって
言い切れること増やすために
視野拡げる必要ありそう。