2月4日は立春。
七十二侯の初侯は東風解凍。
[はるかぜ こおりをとく]で
春の始まりの知らせなんだけど、
昨日は、千葉も雪が積もり夜は雷も。
しばらくして、停電。
市内で530件と多くはないのに
当たってしまったよ。
3時間で復電し安心しました。
寒さで家にこもり
グラミー賞をライブで
初めてちゃんと観ました。
初めて聴く人がほとんど^_^
旬の女性シンガーはそれぞれ
パワフルでチャーミングだった。
追悼コーナーのトニー・ベネットと
スティーヴィー・ワンダー、
ジョン・バティステとアン・ネズビー
ティナ・ターナー歌うバリーノ
みんな最高だった。
そして
トレイシー・チャップマンに
ビリー・ジョエル。
ステキだった。
でも、マイベストアクトは
ジョニ・ミッチェル。
何回、聴いても涙止まらんです。
昨日のグラミーのステージが
2022年の復活ライブに近い
温かい優しいステージだったよ。
グラミーが思いのほか
素晴らしく、書き綴ってしまいました。
ここからが、本題です^_^
映画館に行くのは、ここ数年は
年に1〜2回ぐらい。
強く惹かれる映画には
もう一度、観に行きたくなる。
映画館でもう一度、ひとり
言葉や表情に触れたいと思う。
[そこのみて光輝く]
[嘘を愛する女]
[この世界の片隅に] は
2回観に行ったな。
ヴィム・ヴェンダースの
[パリ、テキサス]はVHSに録画し
家で何度も観ていた。
ライ・クーダーにもはまり
アルバムもたくさん聴いた。
その[パリ、テキサス]に出てた
ハリー・ディーン・スタントンの
最後の映画[ラッキー]を
最近、wowowで観れました。
91歳のハリー、切なさや悲しみを
感じるも、ユーモアある粋な映画だった。
前置きが長くなりましたが、
[PERFECT DAYS ]は
やはり、2回観に行きました。
この映画を知ったのは
11月にスライダーズの
[天国と地獄]を観に行った時。
フライヤーを持ち帰ってきて
ずっと気になってて。
だって、ヴィム・ヴェンダースと
役所広司だもん。
内容は何となく知ってるぐらいで
公式サイトも見ないで行ったら
想像以上に、沁みてしまった。
役所さん演じる平山さんの
生活、仕事、過去。
好きなもの、声、笑顔、涙。
そして、木漏れ日を見つめる
優しい眼差し。
平山さんのカセットから
流れてくる音楽。
これが、また素晴らしい。
あるブログ記事から引用させて
いただきました。
↓
- The Animals 「House Of The Rising Sun」
- Velvet Underground 「Pale Blue Eyes」
- Otis Redding 「The Dock Of The Bay」
- Lou Reed 「Perfect Day」
- Patti Smith 「Redondo Beach」
- The Rolling Stones [Walkin’ Thru The] Sleepy City
- 金延幸子 「青い魚」
- Van Morrison 「Brown Eyed Girl」
- Nina Simone 「Feeling Good」
そして、舞台が押上や浅草。
私自身が、まだスカイツリーが建ってない
25年前の5年間、向島に住んでいて
桜橋を渡って浅草に行っていた。
なので、勝手にすごい親近感です。
1回目の時、
パンフレットが在庫切れで
Switch取り寄せて
しっかり読みました。
役所さんもやっぱり、
[パリ、テキサス]への思いが強かった。
ヴィムやプロデューサーの
柳井さんや高崎さんの
映画作成の過程や思いも
知ることができた。
今度、久しぶりに
桜橋から隅田川を渡り
浅草の地下街に行きたい。