今年は多くの大学で、新入生関連のガイダンスやオリエンテーションなどがなくなってしまったようですね。
ジローの大学もそうでした。
例年、東大では新入生のためにオリエンテーション合宿(オリ合宿と呼ばれる)というのが行われ、そこで先輩方から学生生活について色々と教えていただけるらしい。
今年はそれがなくなってしまった代わりに、先輩方が急遽ネット会議アプリなどを使って、ネット上での新入生との交流の場を設けてくださったようです。有り難いことです❗🙏
ジローのクラス(東大では、2外で選択した外国語によりクラス分けが行われる)でも、ネット上で上のクラスの先輩方と新入生の顔合わせが行われたようです。
そして、驚いたことに…
ジローがなんと、来年のオリエンテーション委員(「オリ長」と呼ばれている。オリ合宿をとりまとめるお役目)に立候補したらしい(やるという人がいなかったというのもあるらしいが)。
今年の新入生はオリ合宿を経験していないので、今年の経験を生かすということができない中、立候補したジロー君。
(本当は自治委員になりたかったみたいなのですが、じゃんけんで負けてしまったらしい)
オリ長は2人。
もうお一人はA君(誰もが知っている東京の超有名進学校ご出身)。
そして、そのA君が「上の学年のオリ長経験者に、自分の高校出身の知り合いがたくさんいるから色々教えてもらえるし、○○君(=ジロー)がやりたいというのでなければ僕がオリ長の「正」をするよ」と言ってくれたそうです(なので、ジローは「副オリ長」になりました)。
私が、「ジロー君、そんな大役できるの?大丈夫かいな?」と言うと、
ジローは「今年はオリ合宿がなかったから、来年僕らがやる時には上の人らも助けるって言うてくれてはるし、A君も知り合いに教えてもらえるって言うてくれてるから大丈夫やろ」
私「いきなりそんなに張り切って、クラスの人たちに変な関西人って思われてるんちゃうの?笑」
ジロー「ああ、思われてるかもなあ 笑」
私「パパも、大学時代は『大阪』って呼ばれてたらしいで.」(夫は大阪人ですが、大学は東京の私大卒です)
ジロー「そのA君、親御さんが大阪出身みたいで、大阪にかなりなじみがあるみたい。(服部)緑地公園のこととかも話してた」
私「そうなんや。じゃあ、A君のおじいちゃんおばあちゃんは大阪にいてはるのかもね。それはよかったけど」
ジロー「A君、僕に『頑張れ吹田市民!』って言うてくれてたで 笑」
それにしても、ジローがそんな中心的なお役目に立候補するとは…
(全員何らかのお役目を担わないといけないようなのですが。シケ長(試験委員?)、コンパ長、五月祭委員など色々あるようです)
クラスのみんなのために働こうという前向きな姿勢をジローが持っているというのは親としてもちろん嬉しいのですが
ジ「僕もイチロー君に似てるってことやな。やっぱ兄弟やから…」
って、ほおお~
イチローがお手本になってるんだ❗
それにしても、来年の今頃には、ジローも東京の暮らしに慣れ、地理などにも詳しくなれているのでしょうか…
来年の大学入試が無事に行われ、新入生が元気に入学してきて、オリ合宿も行われるぐらいになるまで、コロナは収束しているのでしょうか…