昨日の米国市場は反落となりましたが、シカゴ市場の日経平均先物が堅調だ
ったことや、寄り付き前の外国人売買動向(市場筋推計、外資系12社ベース)
の売り越し幅も少なくなったことから、日本市場は買い先行となりました。日
経平均は寄り付きの買い一巡後にいったん下値を確認する場面がありましたが、
昨日の終値を割り込むことなく切り返すと、節目とされる7,800円を超える展開
となりました。
後場も堅調な値動きが続き、日経平均は7,800円を割り込んで寄り付いたもの
のすぐに切り返して更に上値を試す展開となりました。7,800円台半ばでもみ合
う場面はあったものの、底堅さが確認されると先物にまとまった買いが入って
一段高となり、7,900円をも超える展開となりました。日経平均はその後もじり
じりと上げ幅を拡大、大引けにかけてやや上げ幅を縮小する場面はありました
が、高値圏での堅調な引けとなりました。
主力株はほぼ全面高でした。医薬品や電力・ガス、通信などは上げ幅も限定
的となりましたが、米国で金融不安が薄れていることから銀行・証券といった
金融株が大きく上昇、昨日値動きの冴えなかった石油関連銘柄も買われている
ほか、自動車・ハイテクなどの輸出関連をはじめ外需関連が大きく買い戻され、
指数を押し上げました。一方小型株の値動きは冴えず、日経ジャスダック平均
や東証2部株指数は堅調だったものの、東証マザーズ指数は反落となりました。
本日の日経平均は、下値不安が大きく後退するなか信用倍率の低い値がさ株
を中心に売り方の買戻しが膨らみ、上げ幅を広げることになりました。この結
果、この3日間での日経平均の上げ幅は700円を超えることになっており、上げ
のピッチが早いことから一旦は調整があってもおかしくないといえます。しか
しながら、日経平均が次々と節目をあっさりと抜けてくるなか、上値への期待
も出てきているとみられ、当面は戻り歩調が続くことになりそうです
日経平均 7,949.13 (△244.98)
日経225先物 7,890 (△210 )
TOPIX 760.64 (△ 18.95)
単純平均 220.39 (△ 2.73)
東証二部指数 1,790.62 (△ 10.56)
日経ジャスダック平均 1,005.06 (△ 1.17)
東証マザーズ指数 292.96 (▼ 0.99)
東証一部
値上がり銘柄数 1,089銘柄
値下がり銘柄数 516銘柄
変わらず 109銘柄
比較できず 0銘柄
騰落レシオ 95.08% △7.43%
売買高 23億2340万株(概算)
売買代金 1兆4307億4200万円(概算)
時価総額 248兆1888億円(概算)
為替(15時) 98.45円/米ドル
・治療法等を特許として認める方向で検討 先端医療の競争力強化
・雇用保険法改正案、月内成立で与野党合意 失業給付の拡大など
・黄砂と花粉で春霞 4月下旬並みの温かさ 網走では「海明け」
・地デジ放送推進で閣僚会議新設 4月に初会合、具体策を検討
・2016年夏季五輪、東京招致支援を国会決議
・小沢氏、秘書処分決定時に進退などを表明 来週24日か
・地方財政が硬直化、社会保障の経費増で固定費の比率が過去最悪
・特別交付税による雇用対策支援に58億円 総務相が閣議報告
・第3次産業指数、3カ月ぶりに上昇 金融向けのソフト受注好調
・東芝、組合員の定期昇給一時凍結で検討 他社の交渉にも影響
・ヨーカ堂、2600品目を最大3割値下げ 衣料品や住居関連品
・米アルコア、大幅減配を発表 自動車向け不振で赤字転落も
・クライスラー会長「フィアットとの提携で最大100億ドルの効果」
・米大統領作業部会、GM破たん回避に傾く 再建が議論の主軸に
・米大統領支持率 就任直前の78%から64%に減 米世論調査
フルキャストHD (4848) 5,470円 △500 円 :1株単位
平野岳史会長と光通信(9435)を引受先とする第三者割当増資で約5億5000
万円を調達すると発表したことから財務面への懸念が薄れ、また光通信と合弁
会社を設立することも業績拡大期待につながり、ストップ高となりました。
ホクト (1379) 1,733円 △50 円 :100株単位
主力のブナシメジの販売が好調で、今期は増収増益が見込まれるとして、配
当予想を上方修正したことから、堅調となりました。
日風開 (2766) 268,300円 △16,300 円 :1株単位
日本ガイシ(5333)と組んで、風力発電所の基幹システムを米電力大手に供
給すると報じられたことから、将来的な業績への寄与が期待され、大幅高とな
りました。
花 王 (4452) 1,836円 ▼56 円
化粧品の落ち込みや産業用化学品の需要減・価格下落などを理由に、09年3
月期の連結営業利益が会社予想を下回りそうだと報じられたことから、大幅安
となりました。
SUMCO (3436) 1,443円 △128 円 :100株単位
国内証券が半導体メーカーにおけるウェハの在庫が適正レベルまで下がった
ため受注も回復基調に入るだろうと予想、レーティングや目標株価を引き上げ
たことから、大幅高となりました。
東製鉄 (5423) 977円 ▼32 円 :100株単位
国内需要の減退や韓国・台湾などからの安価な輸入品が増える可能性が高ま
ったとして、鋼材全品種の一般流通市場の4月契約価格を引き下げると発表、業
績への影響が懸念され、大幅安となりました。