本日の日本市場は先週末の米国市場が高安まちまちとなり方向感に欠けるな
か小幅安での始まりとなりました。一旦は僅かにプラス圏に転じる場面もみら
れたものの上値が重く、上値の重さが嫌気されると下げ幅を広げ日経平均の
7,600円台後半まで下落することになりました。その水準で底堅さを確認すると
下げ幅を縮めることになり日経平均は7,700円台を回復し前場はプラス圏での引
けとなりました。
後場の日経平均は前場の戻り歩調を引き継ぎ、前場の終値を僅かに上回る水
準での寄り付きとなりました。その後は上げ幅を若干広げ日経平均の節目とな
っている7,800円を一時回復することになりました。しかし、その節目を上回る
水準では上値が伸び悩み、上値の重さが嫌気されると7,800円を割り込むことに
なり、週末の終値近辺で一旦反発をみせたものの、再びマイナス圏での推移と
なり下げ幅を広げることになりました。引けにかけて買い戻す様子もなく結局
は安値圏での引けとなっています。
主力株はまちまちの展開となりました。業績悪化への警戒感が強いことから
ディフェンシブ銘柄中心の物色となり食品、薬品、通信、電力・ガスといった
銘柄に堅調となるものが目立ちました。また、商品市況の上昇から非鉄や商社
が上昇となり、業界再編の期待から損保株がしっかりとなっています。しかし、
一部の自動車メーカーで赤字見通しが報じられたこともあり自動車株は総じて
冴えない展開となりました。こうしたなか小型株は総じて軟調で日経ジャスダ
ック平均、東証2部株指数、東証マザーズ指数は揃って下落となっています。
日経平均は為替が円安に振れる局面で節目となっている7,800円を回復する場
面もみられたものの、結局は軟調な引けとなってしまいました。先週末の日経
平均の下げがきつかったことから自律反発での上昇となってもおかしくなかっ
ただけに、企業業績に対する警戒感から下値不安が依然として強く、積極的に
上値を追うような買いが乏しいということなのでしょう。今週から決算発表が
本格化となることから引き続き上値の重い展開となりそうです。
※ 本日の動画配信は、都合によりお休みさせていただきます
日経平均 7,682.14 (▼ 63.11)
日経225先物 7,590 (▼140 )
TOPIX 768.28 (▼ 5.27)
単純平均 224.03 (▼ 0.86)
東証二部指数 1,880.20 (▼ 14.27)
日経ジャスダック平均 1,073.65 (▼ 4.03)
東証マザーズ指数 323.09 (▼ 6.57)
東証一部
値上がり銘柄数 749銘柄
値下がり銘柄数 834銘柄
変わらず 129銘柄
比較できず 2銘柄
騰落レシオ 83.35% ▼ 6.49%
売買高 16億1528万株(概算)
売買代金 1兆0600億1400万円(概算)
時価総額 249兆9986億円(概算)
為替(15時) 89.19円/米ドル
・トヨタ、09年の世界販売台数は700万台に下ぶれ見通し
・08年の首都圏住宅地価格、4年ぶり下落 10年ぶり2ケタ
・定額給付金を盛り込んだ二次補正予算、衆院議決優先で成立へ
・神奈川県、派遣切り対策で6千人分の雇用創出 県が人件費負担
・Jフロント、大丸の浜松進出を断念 深刻な消費不振で
・テクモとコーエー、臨時株主総会で経営統合承認 国内8位に
・明乳、家庭用チーズを最大10.5%値下げ 原料価格の下落で
・ワールドロジ、納品代行子会社を佐川急便に売却
・インドのIT大手、欧米の景気悪化で受注減速鮮明
・仏政府、エアバス支援で50億ユーロを拠出 仏メディア
・欧州、雇用対策で一時帰休促進や所得補償 将来の増税要因にも
・米企業の景況感が過去最悪に 全米企業エコノミスト協会調査
・米下院議長、公的資金枠拡大の必要性に言及 サマーズ氏も含み
コマツ (6301) 909円 ▼45 円 :100株単位
新興国でも建機需要が急速に減速し、2009年3月期決算を下方修正したこと
から、嫌気した売りが入り大幅安となりました。
ジャフコ (8595) 1,688円 ▼322 円 :100株単位
国内の新規株式公開(IPO)の低迷から、2008年4―12月期の連結決算が赤
字になったと発表したことから、大幅安となりました。
アルデプロ (8925) 793円 ▼57 円 :1株単位
不動産市況の悪化から、2009年1月期と7月期の配当予想を無配にすると発
表し、嫌気した売りが入り大幅安となりました。
住友鉱 (5713) 829円 △10 円
23日のロンドン金属取引所(LME)で銅やニッケルの先物相場が大きく上
昇したことから、好感した買いが入り堅調となりました。
アサヒ (2502) 1,347円 △36 円 :100株単位
中国のビール大手の青島ビールに約20%出資すると発表したことから、好感
した買いが入り堅調となりました。
エルピーダ (6665) 546円 △33 円 :100株単位
23日に半導体メモリーDRAM大手のキマンダ(ドイツ)が経営破綻し、D
RAM需給が高まり今後のシェア拡大に期待した買いが入り、大幅高となりま
した。