14日の米国市場が大幅安となり、寄り付き前の外国人売買動向(市場筋推計、
外資系12社ベース)も大幅売り越しと伝わったことなどから、日本市場は売り
先行の始まりとなりました。主力株に売り気配から始まる銘柄も多く、日経平
均は大幅安で寄り付いたあとも下げ幅を拡大、節目と見られる8,100円を下回る
水準まで下落となりました。その水準から下げ渋る動きが見られるといったん
8,100円台半ばまで値を戻しましたが、買い気は続かず再び下げ幅を広げる格好
となりました。
後場に入ると、昼休み中に為替が1ドル89円を割り込む円高となったことか
ら一段と売り急ぐ展開となり、日経平均は一時心理的な節目でもある8,000円を
割り込む展開となりました。ただ、8,000円を割り込んだことによって達成感な
どもあり、値ごろ感からの買戻しなどから徐々に値を戻す展開となりました。
しかしながら、日経平均の8,100円水準を前に上値は伸び悩み、引けにかけては
再度売り直され、日経平均は結局安値圏での引けとなりました。
主力株はほぼ全面安となりました。電鉄や電力などのディフェンシブ銘柄に
は底堅い銘柄も散見されましたが、米国の消費減速や円高を嫌気する動きから
自動車・ハイテクなどの輸出関連株が大きく下落、朝方発表された11月の機械
受注統計が市場予想を大幅に上回る悪化となったことから機械株も売られ、指
数を押し下げる要因となりました。小型株も終始売り優勢の展開が続き、日経
ジャスダック平均や東証2部株指数は軟調、東証マザーズ指数も大幅安となっ
ています。
昨日の米国市場が大きく下落するなか、円高や冴えない経済指標の発表とい
った悪材料が重なり、日経平均は節目である8,100円を下回って8,000円水準ま
で下落することになりました。米国以上に下げがきつかったことに加え、目立
って反発する場面がみられなかったことが、今の市場のセンチメントの悪さを
あらわしているといえます。先週後半からの下げのピッチが急であることから
一旦は反発を期待したいところですが、市場のセンチメントが回復しないなか
では上値の重い展開が続くことになそうです
日経平均 8,023.31 (▼415.14)
日経225先物 8,040 (▼330 )
TOPIX 795.99 (▼ 23.40)
単純平均 229.00 (▼ 4.17)
東証二部指数 1,926.89 (▼ 18.30)
日経ジャスダック平均 1,090.55 (▼ 1.43)
東証マザーズ指数 330.20 (▼ 5.13)
東証一部
値上がり銘柄数 405銘柄
値下がり銘柄数 1,234銘柄
変わらず 74銘柄
比較できず 1銘柄
騰落レシオ 102.40% ▼ 2.76%
売買高 21億2556万株(概算)
売買代金 1兆4883億6600万円(概算)
時価総額 258兆3018億円(概算)
為替(15時) 88.97円/米ドル
・11月の機械受注は過去最大の減少 製造業の落ち込み急
・12月の国内企業物価、前月比で4カ月連続のマイナスに
・春季労使交渉スタート、雇用安定で労使が共同宣言
・ガソリン店頭価格、22週連続の下落 下げ幅は縮小
・中古車登録、08年は429万台で23年ぶりの低水準
・ビール系飲料出荷量、08年は19年ぶりの低水準
・三菱UFJの10―12月期、2570億円の有価証券評価損
・日産自、09年3月期営業損益が赤字転落の見通し
・ドイツポスト、独銀行最大手のドイツ銀行に出資 経営安定支援
・米次期政権の景気対策、76兆円近くに拡大 米紙報道
・米新聞最大手のガネット、5日間の無給休暇導入 コスト削減で
・米シティ、22日に予定していた決算発表を16日に前倒し
・米政府、損失拡大のバンカメに数十億ドルの追加支援も
・米アップル、ジョブズCEOが6月末まで病気休暇
OMCカード (8258) 192円 △25 円 :100株単位
与信厳格化の効果で貸倒関連費用が大幅に減少したことや他の小売店との提
携強化で会員数も増加し、08年3-11月期の連結経常利益が前年同期比増となっ
たことから、大幅高となりました。
住友ゴム (5110) 652円 ▼46 円 :100株単位
国内のタイヤの需要減少は深刻で、新車向けを中心にタイヤの値下げ圧力が
増加するだろうとして、外資系証券が投資判断や目標株価を引き下げ、大幅安
となりました。
アルペン (3028) 1,782円 △123 円 :100株単位
11月以降販売が失速する小売企業が多いなか同社は堅調で、冬物商品も好調
だとして外資系証券が目標株価を引き上げ、大幅高となりました。
日立国際 (6756)
日立(6501)が子会社化を目的にTOB(株式公開買い付け)を実施すると
発表、買付価格が780円とされたことから、買い気配のまま取引を終了しました。
ファナック (6954) 5,660円 ▼250 円 :100株単位
11月の機械受注が市場予想を大幅に下回って悪化したことから、大幅安とな
りました。
NTT (9432) 4,380円 ▼290 円 :100株単位
3月までに最大2000円の自社株取得枠を14日までに使いきったとして、09年
3月期の自社株買いを終了したと発表、大幅安となりました。
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