米国市場の下げ幅が過去最大となったことで本日の日本市場も下値を探る展
開となりました。日経平均は11,500円台で寄り付いたものの、売り気配で始ま
った銘柄が寄り付くなかで下げ幅を広げる展開となりました。日経平均は9月
18日の安値水準で下げ渋ることもなく11,100円台半ばまで下落することとなり
ました。その後は若干下げ幅を縮める場面も見られましたが、買い気に乏しく
前場での戻りは限定的なものとなりました。前場での東証1部の値上がり銘柄
は僅かに44銘柄に止まりました。
後場は戻りを試す展開となりました。日経平均は11,300円を上回って寄り付
き、その後は先物主導で下げ幅を縮め11,400円を上回る場面もみられました。
しかし、何度か11,400円を試す場面はみられたものの、その水準では戻り売り
などもかさんで上値は重く、今晩の米株式相場の動きを見極めたいとして概ね
11,300円台での推移が続きました。しかし、引けにかけては目立った中間期末
でのドレッシング買いも見られず、改めて売り直す動きから日経平均は11,200
円台半ばでの引けとなりました。
小型銘柄も主力銘柄同様に大幅下落となりました。見切売りなどがかさみ東
証2部株指数や日経ジャスダック平均、東証マザーズ指数は揃って大幅安とな
り年初来安値更新となりました。個別では、信用不安が再燃したことから銀行
・証券株が安く、円高が進んだことからハイテクや自動車といった輸出関連銘
柄も冴えない値動きとなり、ほぼ全面安の展開となりました。
日経平均は一時11,100円台半ばまで下落したものの、後場に入って戻りを試
す動きとなり11,300円台を回復する場面もみられました。しかし、引けにかけ
ては11,300円台をキープすることができず年初来安値更新となり、地合いの弱
さを改めて認識する格好となりました。明日以降も再燃した金融不安や米国市
場動向に一喜一憂する展開が予想されるなか、引き続き神経質な展開が当面は
続くことになるのかもしれません。
日経平均 11,259.86 (▼483.75)
日経225先物 11,320 (▼460 )
TOPIX 1,087.41 (▼ 40.46)
単純平均 284.75 (▼ 6.85)
東証二部指数 2,345.91 (▼ 54.19)
日経ジャスダック平均 1,279.99 (▼ 18.61)
東証マザーズ指数 402.71 (▼ 10.00)
東証一部
値上がり銘柄数 265銘柄
値下がり銘柄数 1,377銘柄
変わらず 65銘柄
比較できず 4銘柄
騰落レシオ 73.53% ▼ 3.19%
売買高 22億6868万株(概算)
売買代金 2兆3159億5300万円(概算)
時価総額 347兆7088億円(概算)
為替(15時) 104.41円/米ドル
・NY株、過去最大の下げ 東京市場を直撃
・日銀、10日連続で資金供給 累計は20兆円超に
・民主、政権公約の財源を手当て 4年で20兆円捻出
・8月の消費者心理、調査開始以来の過去最悪を記録
・8月の鉱工業生産は3.5%低下 現行基準で最大の下げ幅
・8月の自動車輸出実績、25カ月ぶりの前年割れ
・8月完全失業率、前月比0.2P上昇し4.2%に悪化
・8月の有効求人倍率は0.86倍 04年9月以来の低水準に
・8月の建機出荷額、内需不振で0.2%マイナス
・キャッシング利用額、19カ月連続マイナス 業界調査
・新設住宅着工は2カ月連続の増加 8月は前年比53.6%増
・アリコJP、907億円の資本増強 財務基盤の安定化狙う
・ハイテク家電見本市「シーテック」開幕 薄型や省電力競う
・住友生命、損保事業を三井住友海上に譲渡 同事業から撤退
・新日石と三洋電、低コストの次世代型太陽電池生産を事業化
・米ガソリン小売り価格、2週連続で下落 約5カ月ぶり水準に
プレナス (9945) 1,304円 ▼236 円 :100株単位
食材価格の上昇や主力の持ち帰り弁当チェーンの出店コスト、また新店舗の
売上減が響いたとして、09年2月期業績見通しを下方修正したことから、大幅
安となりました。
Jパワー (9513) 3,390円 △230 円 :100株単位
石炭などの燃料費単価が想定よりも低くなったことに加え、修繕費の支出も
下期にずれ込むことから、08年4-9月期の連結純利益見通しを上方修正し、大幅
高となりました。
三菱UFJ (8306) 893円 ▼44 円 :100株単位
米大手金融機関への出資について最終的に合意したと伝えられましたが、ほ
ぼ成立すると見られていた米金融安定化法案が否決されたことが嫌気され、大
幅安となりました。
国際帝石 (1605) 896,000円 ▼22,000 円 :1株単位
29日のニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)で原油先物相場
が大幅続落となり、販売価格低下による業績悪化が懸念されたことから、軟調
となりました。
日 立 (6501) 718円 ▼6 円
リストラ効果や重電部門の利益増などから、08年4-9月期の連結営業利益が前
年同期比増となりそうだと報道されましたが、地合いの悪さに押され、軟調と
なりました。
パシフィック (8902) 12,200円 ▼2,000 円 :1株単位
大和(8601)の資本参加について、目処としていた今月末までに最終的な合
意には至らなかったと発表したことから、失望売りがかさみ、連日のストップ
安となりました。