米国市場は軟調となったのですが、昨日の大幅下落の反動や外国人売買動向
(市場筋推計、外資系13社ベース)が買い越しと伝えられたことなどから買い
先行となりました。シカゴ市場(CME)の日経平均先物が堅調となっていた
こともあり、その水準にサヤ寄せするように先物や主力銘柄が買い気配で始ま
りました。寄り付きの買いが一巡した後はいったん売られる場面もあったので
すが、押し目ではすかさず買戻しも入り、堅調、戻りを試す動きとなりました。

 後場に入ると上値の重さ、戻りの鈍さを嫌気した目先筋の見切り売りなどに
押される展開となり、何度か戻りかける場面もあったのですが、前場の高値を
意識するところでは上値の重さを改めて確認するような動きから上げ幅を縮小、
下値を確認する格好となりました。結局、売買高も盛り上らず、積極的な買い
気に乏しいなかで最後まで方向感はなく、上げ幅を縮小したものの堅調な引け
となりました。

 小型銘柄は主力銘柄が買い戻しで堅調となる中で見切り売りに押される銘柄
が相変わらず多く、東証マザーズ指数は大幅下落、二部株指数や日経ジャスダッ
ク平均は揃って年初来安値を更新、軟調となりました。先物も寄り付きからし
ばらくは前日の余韻もあってまとまった売り買いが見られたのですが、その後
は目先的な小口の売買が中心となり、方向感のない展開となりました。最後は、
まとまった見切り売りもあり、指数を押し下げる要因となりました。

 相変わらず売買高も盛り上らず、市場参加者がいっこうに増えません。下がっ
ても上がっても、為替が円高に振れても円安になっても株を買おうということ
にならないようです。1月安値や3月安値直後のもみ合い水準で下値を確認す
るような動きと見られます。この水準では特に材料が出てこない限り、下値を
売り叩き難いものと思われ、底堅さが確認できれば1月、3月の安値とで「逆
三山(三尊)底」となるものと思われます。

日経平均            12,689.59 (△80.12)
日経225先物         12,680 (△70 )
TOPIX            1,220.55 (△ 8.18)
単純平均             314.02 (△ 1.93)
東証二部指数           2,515.54 (▼20.24)
日経ジャスダック平均       1,356.53 (▼ 3.59)
東証マザーズ指数          448.78 (▼11.75)
東証一部
値上がり銘柄数         1,069銘柄
値下がり銘柄数          573銘柄
変わらず             70銘柄
比較できず            7銘柄
騰落レシオ           75.35%  ▼ 2.8%
売買高            19億3338万株(概算)
売買代金        1兆9939億5100万円(概算)
時価総額          390兆2727億円(概算)
為替(15時)          108.93円/米ドル



・韓国ウォンが対ドルで急落、経済失速懸念で4年ぶりの安値に 
・大証、米CMEと先物などの分野で24時間取引の整備を検討
・5年物個人向け国債利率、前回比0.23%低下し0.99%に
・自民党総裁選、「小泉改革」の継承か修正かが争点に
・財務相、消費税率引き上げの是非は「年内に結論出すべき」
・レギュラーガソリン小売価格、4週連続の下落 9月1日調べ
・ファーストリ、ユニクロ売上高を7千億円に 20%成長見込む
・タイ国営企業労組連盟、大規模スト実施を事実上見合わせ
・印タタ自、世界最安車工場の建設を中断 新型車の発売も先送り
・世界半導体売上高、7月は7.6%増 メモリー価格は下落傾向
・ロシア大統領、G8からの排除「恐れず」 屈しない態度鮮明に
・米ガソリン小売価格、8週連続下落で4カ月ぶりの水準に
・米共和党党大会、大統領がマケイン氏の危機管理能力をアピール
・米FRB議事要旨、3連銀が公定歩合の引き上げを要請
・米コカコーラ、中国果汁会社最大手に買収を提案
・米倉庫大手AMB、日本の物流施設を倍増 2千億円超を投資
・米機関投資家、株式保有比率が過去最高の76%に 07年
・ハリケーン「グスタフ」被害、保険金請求額は最大1兆円


エルピーダ (6665) 2,045円 ▼265 円 :100株単位
 DRAM市況の低迷が長期化し、当面市況の好転は見込み難いとして国内証
券が今期の営業利益予想を赤字に下方修正、投資判断も引き下げたことから、
大幅安となりました。

レオパレス21 (8848) 856円 ▼171 円 :100株単位
 8月の実績速報を発表、アパート建築の受注高が前年に比べ大きく減少して
いることから業績への影響が懸念され、大幅安となりました。

サークルKS (3337) 1,850円 △120 円 :100株単位
 「タスポ」導入による来店者数の増加を受けて、外資系証券が今期の既存店
売上高の前提を引き上げ、投資判断や目標株価を引き上げたことから、大幅高
となりました。

ニッパツ (5991) 724円 △31 円
 発行済み株式総数の2.48%(自社保有株を除く)を上限とする自社株取得枠
の設定を発表、需給改善が期待され、大幅高となりました。 

バルス (2738) 171,000円 △16,400 円 :1株単位
 08年1月期の月次売上概況を発表、既存店売上高や客数が前年に比べ伸びて
いることが好感され、大幅高となりました。

新日鉄 (5401) 503円 ▼15 円
 中国の鋼材価格の鋼材価格下落が報じられるなど、鋼材の世界的な需要の減
速が懸念されていることから、大幅安となりました