米国市場が方向感のない展開となったことや外国人売買動向(市場筋推計、
外資系13社ベース)も売り越しと伝えられたことから、軟調な始まりとなりま
した。寄り付きの売りが一巡した後は買い戻しなどから堅調となる場面もあっ
たのですが、戻りの鈍さ、買い気の乏しさを確認すると目先筋の手仕舞い売り
や見切り売りもかさみ今度は下値を確認するような動きとなりました。昨日の
安値を意識するようなところでは買戻しも入り下げ幅を縮小、底堅い展開とな
りました。
後場に入っても底堅さは見られるのですが、売り物が少ないというだけで、
閑散相場のなか小動きとなりました。先物の売買もほとんどなく、手掛かり難
の中、為替が円高に振れたことで売られる場面もあったのですが、売り飽き気
分もあって大きな動きにはなりませんでした。結局、終わってみると閑散相場
で売り買い共に積極的に手を出し難く、値動きの良い銘柄の一角が目先筋の売
買を集めて賑わっているだけと言う相場でした。
小型銘柄も閑散のなか小動きとなるものが目立ちました。東証マザーズ指数
は売り一巡感から大幅高となりましたが、二部株指数や日経ジャスダック平均
は軟調となりました。先物もまとまった売り買いはほとんど見られず、方向感
のない展開となりました。月末接近と言うことでディーラーなどの動きも少な
く、売買が少ないことで流動性リスクを嫌ってますます売買が少なくなるとい
う感じでした。
超閑散が続いています。米国景気に対する懸念なども取りざたされています
が、実際のところ経済指標や景気がどうの、と言うことよりも、株式や商品な
どの値動きに対するリスク許容度の低下が一番の要因ではないかと思います。
リスクを取れる資金が動きを止めてしまい、株式市場に入らず、こんどは閑散
となることでディーラーなどの流動性リスクを嫌う動きからますます売買が少
なくなるということなのでしょう。来週からは月も替わり、週末の経済指標な
どの発表もあるので、来週からは動きも出て来るのでしょう。
日経平均 12,752.96 (▼25.75)
日経225先物 12,780 (± 0 )
TOPIX 1,223.69 (▼ 5.66)
単純平均 317.11 (▼ 1.45)
東証二部指数 2,559.37 (▼ 7.59)
日経ジャスダック平均 1,371.35 (▼ 1.99)
東証マザーズ指数 459.55 (△13.14)
東証一部
値上がり銘柄数 478銘柄
値下がり銘柄数 1,110銘柄
変わらず 121銘柄
比較できず 1銘柄
騰落レシオ 81.03% ▼ 6.29%
売買高 13億0453万株(概算)
売買代金 1兆3441億7200万円(概算)
時価総額 391兆4733億円(概算)
為替(15時) 109.07円/米ドル
・新日石、9月卸値を1年10カ月ぶりに値下げ 前月比5.1円
・7月の都心部オフィス賃料、3年ぶり下落 先安感広がる
・09年度予算の概算要求、国交省は今年度比18%増を要求
・09年度税制改正、証券や住宅減税などが焦点に
・液晶やDVDなどの電子機器出荷、7月は6カ月ぶりの二ケタ増
・アルミ圧延品出荷量が2カ月連続のプラス 7月は2.2%増
・リース取扱高は14カ月連続マイナス 7月は10.9%減
・東証1部売買代金、年初来最低を連日更新 約3年ぶりの低水準
・松屋フーズ、原材料の高騰で牛めしなどを値上げ
・三菱電、高性能太陽電池の生産能力を約3倍に引き上げ
・トヨタ、7月国内生産台数は前年比19.1%増
・日産自、7月国内生産台数は前年比50%増
・中国鉄鋼大手、冷延鋼板など一部製品をを値下げ 需要低迷に対応
・EU、CO2排出で日本車メーカー3社に制裁金の可能性も
・米ADM、トウモロコシの茎使ったバイオ燃料の開発に着手
・米銀が4―6月期に計上した貸倒引当金は過去最大 米金融当局
三井海洋 (6269) 3,580円 △40 円 :100株単位
ブラジルの国営石油開発会社から浮体式海洋石油生産・貯蔵・積出設備1基の
建造とチャーター契約を受注したと発表、業績への寄与が期待され、堅調とな
りました。
オービック (4684) 18,930円 △1,000 円 :10株単位
受注として掘り起こしていける見込み案件を多く貯蓄し、戦略と体制を整え
て再び成長率が高まるとして、外資系証券が強気の投資判断を発表、大幅高と
なりました。
藤倉化 (4620) 867円 ▼100 円 :100株単位
筆頭株主のフジクラを引受先とする第三者割当増資の実施を発表、発行する
新株は最大で発行済み株式総数の約16%程度となり、1株当たり利益の希薄化
や需給の悪化を嫌気した売りが集まりストップ安となりました。
三晃金 (1972) 356円 △26 円
経産省が2009年度予算の概算要求で家庭用太陽光発電設備の導入補助金を4
年ぶりに復活させる方針を決定したことから、関連銘柄として注目を集め、大
幅高となりました。
サガミチェン (9900) 900円 ▼172 円
個人消費の低迷による顧客離れやガス料金の値上げ、また中間期に減損損失
を計上することも響き、09年1月期の連結最終損益が赤字に転落する見通しと
発表したことから、大幅安となりました。
ゴールドクレ (8871) 1,805円 ▼245 円 :10株単位
同業他社の民事再生法手続き申請が相次いでいることから、不動産業界の厳
しさが再認識され、業績を懸念した売りが集まり大幅安となりました。