米国市場が底堅く堅調となったのですが、外国人売買動向(市場筋推計、外
資系13社ベース)が売り越しと伝えられたことや円高に振れたことから売り先
行となりました。寄り付きの売りが一巡した後も、安く寄り付いたことを嫌気
するかのように先物にまとまった売りがかさみ、昨日同様に先物主導で指数を
押し下げる格好となりました。さすがに7月安値水準を割り込み12,600円を意
識するところでは買戻しも入り切り返す動きとなりましたが、週末の手仕舞い
売りやヘッジ売りもあって戻りも限定的となりました。

 後場に入ってからも軟調な地合いが続きました。寄り付きは昼休み時間中に
為替が円安に振れたことから買い物がちに始まったのですが、買いは続かず、
先物と言うよりは為替に振らされる格好となりました。買い気に乏しい展開と
なりましたが、一方で売り物も限定的となり、方向感のない軟調ながらも小動
きとなりました。引け際には週末と言うことで手仕舞いの売り買いもあったの
ですが、結局は7月安値水準での引けとなりました。

 小型銘柄も週末の手仕舞い売りもあって軟調なものが多く、東証マザーズ指
数は大幅下落、二部株指数や日経ジャスダック平均は軟調、日経ジャスダック
平均は12日連続下落となりました。先物も朝方こそまとまった売りが多く、指
数を下押す動きとなりましたが、その後は週末の手仕舞いの売り買いとヘッジ
売りが散発的にまとまって出るだけで、方向感のない動きとなりました。

 米国市場以上に米国金融株への不安や米国景気への懸念が強いようです。
「アメリカがくしゃみをすると日本が風邪をひく」と言うことを地で行ってい
るような感じでなんともさえない動きとなっています。特に売られなければな
らないこともない状況で先物主導で連日の下落となり、いかにも買い気の乏し
さを物語っています。業績面から売られ過ぎているような銘柄も多く、反発も
期待したいところです。


日経平均            12,666.04 (▼86.17)
日経225先物         12,670 (▼80 )
TOPIX            1,216.42 (▼ 8.11)
単純平均             315.46 (▼ 1.66)
東証二部指数           2,573.05 (▼ 5.26)
日経ジャスダック平均       1,369.25 (▼ 6.12)
東証マザーズ指数          441.89 (▼10.44)
東証一部
値上がり銘柄数          669銘柄
値下がり銘柄数          922銘柄
変わらず             120銘柄
比較できず            6銘柄
騰落レシオ           85.97%  ▼ 4.91%
売買高            14億7322万株(概算)
売買代金        1兆5035億8900万円(概算)
時価総額          389兆4785億円(概算)
為替(15時)          108.82円/米ドル


・世界の太陽電池メーカー、2010年までに生産能力倍増
・7月の日銀決定会合議事要旨、「国内景気、さらに減速」
・全国スーパー売上高が4カ月ぶり増加 7月は0.9%増
・粗鋼生産量、7月としては34年ぶりの過去最高を記録
・東証1部の売買代金、今年最低を更新 出来高は発会以来
・政府、高騰している肥料等について生産者補てんを検討
・東京中野区、家庭ゴミ回収を有料化 1リットル当たり2円程度
・東京都、家庭でのエネルギー節約分を買い上げ 09年度開始
・博報堂まとめの消費意欲指数、8月は過去最低を更新
・香港株、台風接近のため終日休場
・不透明販売の金融商品、買戻額合計が5兆4千億円に 米NY
・米GM、新小型乗用車を生産 540億円投資で世界展開
・米GM会長、フォードについて「提携を排除しない」
・米のカード延滞率、4―6月は4%弱に上昇 消費下押し要因に


アドバンテ (6857) 2,195円 ▼80 円 :100株単位
 半導体の受注高回復が想定できないとして、外資系証券が08年度の業績予想
を下方修正、目標株価を引き下げたことから、大幅安となりました。

三住海上 (8725) 3,300円 △140 円 :100株単位
 傘下の三井住友海上火災保険が、保険市場の成長が期待されるベトナムに100
%出資の損害保険会社を設立すると発表、業績拡大が期待され大幅高となりま
した。

川崎船 (9107) 752円 ▼30 円
 中国など新興国の景気に対し先行き不透明感が強いとして国内証券が投資判
断を引き下げ、海運指数が下落していることも嫌気され大幅安となりました。

TBS (9401) 1,739円 ▼54 円 :100株単位
 視聴率低迷などで他社と比較して収入が大幅に減少しているとして、外資系
証券が投資判断や目標株価を引き下げたことから、大幅安となりました。

国際帝石 (1605) 1,190,000円 △25,000 円 :1株単位
 21日のニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)で原油先物相
場が大幅に上昇したことから、堅調となりました。

ミツミ (6767) 2,640円 △10 円 :100株単位
ゲーム関連事業の成長性で注目が高まる可能性が高いとして、外資系証券が目
標株価を引き上げたことが好感され、堅調となりました。