週末の米国市場がまちまちとなり、シカゴ市場(CME)の日経平均先物も
軟調となったことなどから売り先行となりました。それでもお盆休み明けと言
うこともあり、ヘッジ売りの買い戻しや外国人売買動向(市場筋推計、外資系
13社ベース)が小幅ながらも週末に引き続き買い越しと伝えられたことなどか
ら寄り付きの売りが一巡した後は先物主導で堅調となりました。下値も節目と
見られる12,900円を割り込みそうにないことが確認されて、上値の節目である
13,100円を確認する動きとなったものと思います。

 後場に入ってからも押し目では買い戻しを急ぐ動きもあって堅調な地合いが
続きました。節目と見られた下値ゾーンである12,900円~13,100円を抜けたこ
とで、買い安心感も買戻しも加速されたものと思います。特に積極的に上値を
買うだけの材料が出たわけでもなく上値の重い場面も見られましたが、持高調
整と見られる売りも終わったとの見方もあって、売られ過ぎ銘柄の買い直しに
もつながったものと思います。

 小型銘柄は主力銘柄が先物主導で値を飛ばすなか引き続き値動きの悪さを嫌
気した見切り売りに押されるものも多く、東証マザーズ指数こそ大幅下落の反
動から堅調となったものの、二部株指数は小幅高に止まり、日経ジャスダック
平均は小幅安となりました。先物は朝方からまとまった買戻しもあり、指数を
牽引する動きとなりました。週末やお盆休みの間のヘッジ売りの買戻しや持高
調整と見られる売りが一巡したと見られることから、買い急ぐ動きもあったよ
うです。

 米国市場は週末こそ手仕舞い売りに押されましたが、底入れ感が出たことで、
日本市場も下値を確認すると買い戻しを急ぐ動きなどから意外高となりました。
日経平均の12,900円~13,100円水準が下値のゾーンとまたも確認された格好と
なり、今度は上値の13,400円~500円の水準を抜けるかどうか、確認するような
動きが期待されます。原油価格が落ち着いていれば、スタグフレーション懸念
が払拭されて、割安感の強い銘柄、売られ過ぎの銘柄を見直す動きが強まるも
のと思います。


日経平均            13,165.45 (△146.04)
日経225先物         13,170 (△140 )
TOPIX            1,263.75 (△ 16.44)
単純平均             323.47 (△ 3.80)
東証二部指数           2,594.90 (△ 2.81)
日経ジャスダック平均       1,383.48 (▼ 0.92)
東証マザーズ指数          442.58 (△ 4.02)
東証一部
値上がり銘柄数         1,308銘柄
値下がり銘柄数          343銘柄
変わらず             66銘柄
比較できず            0銘柄
騰落レシオ           90.80%  △5.65%
売買高            16億8736万株(概算)
売買代金        1兆8681億5400万円(概算)
時価総額          403兆9325億円(概算)
為替(15時)          110.13円/米ドル



・五輪特需、家電販売やホテルなどで「期待外れ」
・日本企業、海外上場を相次ぎ廃止 5年前と比べ半減
・建設工事単価、前年比で1割前後下落 需要減が背景に
・インドネシア、LNGの対日価格を5割値上げ
・全国百貨店売上高、5カ月連続で前年割れ 7月は2.5%減
・携帯とPHSの出荷台数が5カ月ぶり増加 6月は2.2%増
・全日空、サーチャージの値上げ幅を抑制 算定基準も見直し
・大同特殊鋼、工具鋼を値上げ 値上げは今年3回目
・明和産、キューバ向け輸出債権に回収不能の恐れ 影響は軽微
・サンマ漁船が一斉休漁、計240隻が参加 燃料高騰で
・上海株、景気減速懸念で大幅安 一時5%超の下落
・クウェート政府、アジアの健康産業や農業分野に3兆円投資
・NY原油、時間外取引で一時115ドル台に反発


アデランスHD (8170) 1,770円 ▼191 円 :100株単位
 女性向けかつらの不振や経営体制の混乱が長引いたことも影響し、09年2月
期の業績予想を下方修正したことから、大幅安となりました。

リサパートナー (8924) 91,500円 △10,000 円 :1株単位
 予定していた株式公募増資の中止を発表、1株当たり利益の希薄化が懸念さ
れ売られていた経緯があることから、買い直し入り、ストップ高となりました。

コマツ (6301) 2,445円 △90 円 :100株単位
 中南米やアフリカなどの資源国の構成が高く、引き続き業績を牽引するとし
て、外資系証券が投資判断を引き上げたことから、大幅高となりました。

住 金 (5405) 481円 △33 円
 シームレスパイプの値上げがほぼ達成できる可能性が高まり、業界平均を上
回る収益成長が見込める環境が整ってきたとして、国内証券が投資判断を引き
上げ、大幅高となりました。

東 宝 (9602) 2,280円 △70 円 :100株単位
 アニメ作品「崖の上のポニョ」が好調で、7月の興行収入が過去最高を記録
したと報じられたことから、堅調となりました。

日車輌 (7102) 348円 △80 円
 JR東海(9022)がTOB(株式公開買い付け)を実施すると発表、TOB
価格の370円に鞘寄せするように買いが殺到し、ストップ高となりました。