米国市場が大幅高となったことや外国人売買動向(市場筋推計、外資系13社
ベース)が買い越しとなったことで買い先行となりました。寄り付きの買いが
一巡した後もシカゴ市場(CME)の日経平均先物が大幅高となっていたこと
から、その水準にサヤ寄せするように戻りを試す動きとなりました。オプショ
ンSQ(特別清算指数)算出を控えていることなどから上値の重くなる場面も
ありましたが、節目と見られる13,100円を意識したところでは底堅く、上値追
いとなりました。
後場に入っても買い気は衰えず、先物の買い戻しを交えながら上値追いとな
りました。さすがに13,300円を意識するところでは目先筋の利食い売りや戻り
売りもあり、上値を押さえられましたが慌てて見切り売りを出すようなことも
なく、押し目押し目で買いが入るような展開が続き、小動きながらも高値圏で
の動きが続きました。結局最後は利食い売りに押されましたが、節目と見られ
た13,100円を一気に抜けて、大幅高となりました。
小型銘柄も堅調となりましたが主力銘柄が大幅高となった割りには慌てた買
い戻しもなく、上値の重いものが目立ちました。東証マザーズ指数は大幅高と
なったものの、二部株指数は堅調というに止まり、日経ジャスダック平均は小
幅高となりました。先物もまとまった売り買いは散発的には見られ、指数を押
し上げる場面もあったのですが、総じて積極的な売り買いは続かず、断続的に
指数を動かすようなこともありませんでした。
12,900円~13,100円の節目で下げ止まったと見てもいいのではないでしょう
か。7月の安値に続き「二番底」となる可能性も高く、13,400円~500円の節目
を抜けてこないことには底入れ確認とはいきませんが、底割れ懸念が薄れたも
のと思われます。米国でも底入れ感が強まれば、目先的には底入れ確認となっ
て来るのではないかと思います。
日経平均 13,254.89 (△340.23)
日経225先物 13,230 (△310 )
TOPIX 1,277.27 (△ 29.56)
単純平均 330.76 (△ 8.64)
東証二部指数 2,687.43 (△ 17.77)
日経ジャスダック平均 1,423.30 (△ 1.70)
東証マザーズ指数 482.25 (△ 9.73)
東証一部
値上がり銘柄数 1,472銘柄
値下がり銘柄数 201銘柄
変わらず 44銘柄
比較できず 0銘柄
騰落レシオ 86.33% △4.72%
売買高 22億7438万株(概算)
売買代金 2兆4478億4600万円(概算)
時価総額 408兆0308億円(概算)
為替(15時) 108.32円/米ドル
・ガソリン店頭価格、最高値を更新 4日時点で185.1円
・毒入りギューザ、中国国内でも中毒 現地混入がほぼ確定
・内閣府、景気判断を「悪化」に下方修正 景気動向指数の低下で
・日産、燃料電池を改良し体積当たりの出力を2倍に
・米大統領、テロ指定解除の先送りを示唆 核検証が前提
・米ニューズの前6月期、営業益21%増で過去最高を記録
・米高級スーパー大手ホールフーズ、業績不振で出店抑制
・米ヤフー、現CEOへの賛成票を下方修正 集計ミスを訂正
・米財務省、住宅公社への資金注入でモルガンに助言を委託
・米大統領選、支持率でオバマ氏がマケイン氏上回る 世論調査
アシックス (7936) 933円 ▼69 円
国内外での販売が好調で08年4-6月期の連結営業利益は増益となったものの、
欧州売上高の苦戦や韓国ウォン安などの影響から09年3月期の通期業績見通し
を下方修正、大幅安となりました。
タムロン (7740) 1,786円 △245 円 :100株単位
円高の影響などでレンズ関連事業が大幅な減収となり、08年6月中間期の営
業利益は減益となりましたが、通期の業績見通しの下方修正がなかったことや、
初の自社株買いの実施が発表されたことが好感され、大幅高となりました。
旭硝子 (5201) 1,160円 △70 円
ガラス事業は減益だったものの韓国や台湾で液晶テレビ用のガラス基板が好
調となり、08年6月期の連結営業利益が期初の会社予想を上回ったことから、
大幅高となりました。
三菱UFJ (8306) 904円 ▼11 円 :100株単位
企業業績の悪化に伴い与信関係費用が膨らみ、08年4-6月期純利益が大幅減益
となったことが嫌気され、米金融株高で他の銀行株が堅調となるなか、軟調と
なりました。
JFEHD (5411) 4,590円 △200 円 :100株単位
鉄鉱石の価格上昇懸念からこのところ大きく売られていましたが、家電大手
に10月販売分からの鋼材の追加値上げを要請したと報じられ、採算悪化への懸
念が薄らぎ大幅高となりました。
三菱レ (3404) 307円 ▼3 円
ナフサの高騰を価格転嫁しきれず、アクリル繊維も中国などの需要減退など
で収益見通しが厳しいとして09年3月期の連結純利益がゼロになりそうだと発表、
年間配当予想も減額したことから、大幅下落となる場面もありましたが、出尽
くし感からの買戻しも入り底堅い展開となりました。