米国市場が引き続き堅調であったことや円安を好感して買い先行となりまし
た。シカゴ市場(CME)の日経平均先物が堅調であったことから上値の節目
を確かめるように主力銘柄を中心に堅調な始まりとなった後も買い気は衰えず、
13,400円の節目でのサポートを確認しながら上値の節目である13,500円を試す
ような動きとなりました。米国でも底入れ感が強まったことで、買戻しを急ぐ
動きも見られたようです。

 後場に入ると底堅さを確認して、買戻しを急ぐ動きも一段と強まり、上値追
いになりました。いったん13,500円を意識したところで上値を押さえられたも
のの、戻り売り、利食い売りをこなして底堅さが確認されると一気に節目を抜
け、先物主導で上値追いとなりました。節目と見られる水準でしっかりと戻り
売りをこなしたことで、ちょっとした先物の買いに敏感に反応することになっ
たものと思います。底入れ感が強まったことで、買い気は最後まで続き高値引
けとなりました。

 小型銘柄はまちまちとなりました。東証マザーズ指数は売られ過ぎの反動が
大きく大幅高となりましたが、二部株指数は堅調というに止まり、日経ジャス
ダック平均は主力銘柄が先物主導で大きく上昇するなか、値動きの悪さから乗
り換え売りの対象となってしまったようで、前日の終値近辺でのもたついた動
きとなりました。先物は前場中ごろから一時おとなしくなる場面はあったので
すが、節目、節目を確認するようにまとまった買いが断続的に入り指数を押し
上げる展開となりました。

 日米共に底入れ感が強まって来ました。とりあえず売られ過ぎの修正が終了
した、と言うところなのでしょうが、節目と見られる13,500円を抜けて来たこ
とで、とりあえずは13,900円~14,100円の次の節目を目指すことになるのでしょ
うが、最終的には底入れ確認となるような水準14,500円を目指す可能性も高まっ
たものと思います。ただ、その前に13,400円~13,500円の節目でのサポートを
固めるような展開になるのかもしれません。



日経平均            13,603.31 (△290.38)
日経225先物         13,660 (△300 )
TOPIX            1,332.57 (△ 29.22)
単純平均             341.00 (△ 7.04)
東証二部指数           2,778.21 (△ 14.00)
日経ジャスダック平均       1,458.86 (△ 1.71)
東証マザーズ指数          533.06 (△ 26.00)
東証一部
値上がり銘柄数         1,553銘柄
値下がり銘柄数          138銘柄
変わらず             33銘柄
比較できず            3銘柄
騰落レシオ           79.83%  △4.7%
売買高            19億6471万株(概算)
売買代金        2兆2723億0600万円(概算)
時価総額          425兆3344億円(概算)
為替(15時)          107.85円/米ドル


・米地区連銀報告、物価が上昇し減税効果少なく景気はさらに減速
・6月の貿易統計、輸出額が前年同月比で減少 55カ月ぶり
・原油の輸入価格、3カ月連続で過去最高を更新 初の80円台
・総務省、生活保護世帯に地デジチューナーを支給 総合対策で
・岩手県沿岸北部地震、電子部品工場などに影響 一部で操業停止
・公取委、積水化など4社立ち入り 製品値上げでカルテルの疑い
・SBIの私設株式市場に外資系3社が出資
・WTO交渉、貿易自由化ルールで歩み寄り機運
・中国、大地震被災の四川で原発建設を計画
・08年の米新車販売台数予想、93年以来の低水準に 米調査会社
・米アマゾンの4-6月期、純利益が倍増 無料配送テコに
・米住宅公社支援法案、週内にも成立の見通し 下院を通過



東  レ (3402) 589円 △27 円
 日産やホンダ、東京大学などと共同で自動車向けの炭素繊維材料の開発をす
ると報じられ、環境対応車などへの需要を期待した買いが集まり、大幅高とな
りました。

チヨダ (8185) 1,690円 △165 円 :100株単位
 靴輸入販売会社を買収すると発表、手薄だった首都圏への新規出店機会の拡
大や事業基盤の強化などが期待され、大幅続伸となりました。

凸版印 (7911) 1,120円 △34 円
 太陽電池の需要急増でフィルム需要が逼迫するなか、米フィルム大手と太陽
電池の主要部材であるバックシート事業で提携すると発表、業績拡大が期待さ
れ大幅高となりました。

富士通 (6702) 801円 ▼5 円
 24日未明に発生した地震により、同社の全額出資子会社の岩手工場が影響を
受けているのではないかとの懸念から、軟調となりました。

信越ポリ (7970) 592円 ▼42 円 :100株単位
 中国系企業との競合による単価下落により、主力の携帯電話向けキーパッド
の収益が落ち込み、08年4-6月期営業利益が前年同期比減となったことから、大
幅安となりました。

東陽テク (8151) 1,270円 ▼51 円 :100株単位
 自動車業界の設備投資鈍化により、データ解析装置などの販売が伸び悩んで
いるとして、08年9月期連結業績予想を下方修正、連日の大幅安となりました。