米国市場が大幅高となったことや円安に振れたことから買い先行となりまし
た。昨日の上昇で節目を抜けて底入れ感も出ていたことから、買戻しを急ぐ動
きもあって、外国人売買動向(市場筋推計、外資系13社ベース)が売り越しと
伝えられたのですが堅調な展開となりました。寄り付きの買いが一巡した後も
いったんは先物主導で買い上がられ、目先的な利食い売りに上値を押さえられ
ると底堅さは見られるものの小動きとなりました。

 後場に入ると一段高となりました。昼休み中も為替に動きはなく、先物には
散発的ではありますが、まとまった買いも見られ、上値の節目である13,400円
を意識するようなところではさすがに戻り売りや利食い売りに押されましたが、
終始底堅さは見られ、底堅い動きが買戻しを誘うような格好となりました。最
後まで買い気は続かず、目先筋の手仕舞い売りに押され、上げ幅を縮小、最後
は買戻しもあったのですが、いったん手仕舞いの動きが出ると今度は一斉に売
り急ぐという感じでした。

 小型銘柄も堅調なものが目立ち出遅れ感や昨日の反動から東証マザーズ指数
は大幅高、日経ジャスダック平均や二部株指数も堅調となりました。先物は朝
方こそまとまった買いも断続的に入り指数を押し上げましたが、後場に入ると
まとまった買いも鳴りを潜め、いったんは高値をつける原動力とはなったもの
の長続きせず、寄り付き直後の買い以外は目立ったものはなく、結局まとまっ
た手仕舞い売りで上げ幅を縮小させるような要因となりました。

 米国市場で底入れ感が出たことや日本市場でも節目を抜けて来たことから堅
調となりました。まだまだ「底入れ確認」とは行かないのでしょうが、決算動
向に振らされながらもある程度悪材料は織り込み済みと言うことになって来る
のではないでしょうか。本日のように、次の節目である13,400円~13,500円水
準ではさすがにいったんは上値を押さえられてくるのでしょうが、一時期の総
悲観的な雰囲気は薄れて、底堅さも見られるのではないでしょうか。


日経平均            13,312.93 (△127.97)
日経225先物         13,360 (△160 )
TOPIX            1,303.35 (△ 15.61)
単純平均             333.96 (△ 4.03)
東証二部指数           2,764.21 (△ 23.68)
日経ジャスダック平均       1,457.15 (△ 3.22)
東証マザーズ指数          507.06 (△ 24.92)
東証一部
値上がり銘柄数         1,257銘柄
値下がり銘柄数          383銘柄
変わらず             85銘柄
比較できず            0銘柄
騰落レシオ           75.13%  △2.59%
売買高            20億2786万株(概算)
売買代金        2兆2627億9700万円(概算)
時価総額          416兆0096億円(概算)
為替(15時)          107.32円/米ドル

アイシン精 (7259) 3,170円 ▼100 円 :100株単位
 売上依存度が6割強となるトヨタの自動車販売が予想以上に減速しているこ
とから、外資系証券が業績予想を下方修正、投資判断や目標株価を引き下げた
ことから、大幅安となりました。

プレナス (9945) 1,750円 △115 円 :100株単位
 発行済み株式総数の2.43%に相当する100万株を上限とした自社株買いの実施
を発表、需給の改善や一株当たり利益の増加を好感し、大幅高となりました。

ローソン (2651) 5,290円 △130 円 :100株単位
 タスポ導入によりタバコ販売の増加、6月のコンビニエンスストア売上高
(11社、既存店ベース)が2ヶ月連続で前年実績を上回り、7月は関東でのタ
スポ導入も始まったことから更なる売上増を見込んだ買いが入り、堅調となり
ました。

アサヒ (2502) 1,956円 △63 円 :100株単位
 発泡酒などの販売が落ち込み売上高は振るわなかったものの、広告宣伝費な
どのコスト削減が功を奏し、従来減益見通しとしてきた08年6月期中間期の連
結純利益が増益となったことから、大幅高となりました。

コマツ (6301) 2,950円 △65 円 :100株単位
 米建機大手キャタピラーの08年4-6月期業績が好調となり、08年12月期の通期
見通しも上方修正したことから、同業種として好業績を期待した買いが入り、
堅調となりました。

郵 船 (9101) 921円 ▼12 円
 ばら積み船運賃の国際指標であるバルチック海運指数が8日続落となってい
ることが嫌気され、幅広い銘柄に買いが集まるなか軟調となりました。