米国市場が堅調、為替も円安と言うことに加え、外国人売買動向(市場筋推
計、外資系13社ベース)が買い越しと伝えられたこと、SQ(特別清算指数)
算出に絡む売買も目先筋の買いなども入って買い越しとなったことから、買い
先行となりました。心理的な節目と見られる14,000円をあっさりと上回って寄
り付き、しばらくは堅調な動きが続いたのですが目先筋の利食い売りや見切り
売りに押され軟調となりました。13,800円を意識するところではさすがに買戻
しも入り、下げ幅を縮小しましたが冴えない展開となりました。
後場に入っても軟調な始まりとなりましたが、今度は売り一巡感、下値の堅
さを確認すると切り返し、買戻しも交えながら堅調となりました。心理的な節
目である14,000円を抜けるところではヘッジ売りなどもあり上値も押さえられ、
週末のG8などをにらんで、積極的に持高を増やすような動きにはならず、上
値も限定的となりました。結局最後まで持高調整と見られる売りも多く、値上
がり銘柄よりも値下がり銘柄がかなり多いなかで堅調となりました。
小型銘柄はまちまちなのですが、総じて小動きとなりました。東証マザーズ
指数や日経ジャスダック平均は堅調、二部株指数は手仕舞い売りに押されて軟
調となりました。先物はまとまった売り買いに振らされるというよりは寄り付
きの売り買いが一巡した後は断続的に売られ、前場中ごろからは逆に断続的に
買いが入るという展開で、方向感を出すというよりは方向に沿った動きとなっ
たと言う印象です。
週末のG8を控えて手控え気分も強く、SQ後は来週から始まるTOPIX
mini先物やTOPIXコア30先物などに絡む持高調整が行われていたのか、値
下がり銘柄が1,000銘柄を超えているのに日経平均が高かったり、日経平均とT
OPIXとがちぐはぐな動きとなっていました。週末を乗り切って円安が続い
ていれば、来週は円安を好感するような動きも出て来るものと思います
日経平均 13,973.73 (△85.13)
日経225先物 13,980 (△80 )
TOPIX 1,371.57 (△ 8.43)
単純平均 350.02 (▼ 0.83)
東証二部指数 2,946.85 (▼ 3.01)
日経ジャスダック平均 1,516.05 (△ 2.07)
東証マザーズ指数 603.60 (△ 2.20)
東証一部
値上がり銘柄数 490銘柄
値下がり銘柄数 1,152銘柄
変わらず 84銘柄
比較できず 0銘柄
騰落レシオ 97.16% △2.38%
売買高 31億0899万株(概算)
売買代金 4兆0404億9000万円(概算)
時価総額 438兆2053億円(概算)
為替(15時) 107.80円/米ドル
東亜合成 (4045) 372円 △8 円
自動車の塗料やアクリル繊維の原料となるアクリル酸エステルを生産してい
ることから収益回復が期待されるとして、外資系証券が投資判断を引き上げ、
堅調となりました。
住友鉱 (5713) 1,687円 △55 円
世界最大の豪鉱山会社が世界のニッケル供給の2%を占める精錬所を改修工
事のため操業停止にする予定と発表、ニッケル相場が大幅上昇したことから、
大幅高となりました。
古河電 (5801) 456円 △25 円
リチウムイオン電池事業の拡大を目的に、子会社の電解銅はく製造会社を吸
収合併すると発表、今後ハイブリッド車向けに需要増が期待されることなどか
ら、大幅高となりました。
クミアイ化 (4996) 289円 ▼26 円
米国での棉用除草剤などの低迷により、08年10月期の営業利益が減益となる
見通しを発表、失望感から大幅安となりました。
商船三井 (9104) 1,391円 ▼49 円
世界的な景気後退懸念が高まり、ばら積み船運賃の国際指標であるバルチッ
ク海運指数の下落が続いていましたが、12日に同指数が大幅な下落となったこ
とから売り急ぐ動きとなり、大幅安となりました。
住友林 (1911) 920円 △43 円 :100株単位
外資系証券が住宅着工数は7月から増加に転じるだろうと予想、同社は大都
市圏での基盤が強く、受注増となる可能性が高いとして投資判断や目標株価を
引き上げ、大幅高となりました。
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