北米自動車部品事業の改善の遅れや半導体製造装置向け部品の不振などから
08年3月期通期の営業利益見通しを下方修正し、ストップ安となりました
米国株が大幅安となったことや昨日の大幅上昇の反動に加え、外国人売買動
向(市場筋推計、外資系13社ベース)が売り越しとなったことなどから売り先
行となりました。寄り付きの売りが一巡した後はいったん底堅さも見られたの
ですが、先物にまとまった売りが出ると週末と言うことで手仕舞い売りやヘッ
ジ売りを急ぐ展開となり下げ幅を広げる場面もありました。それでも日経平均
の節目と見られる13,400円を割り込むような場面では押し目買いや買い戻しも
入り底堅く、結局13,400円を保って前場の取引を終了しました。
後場に入ると週末の手仕舞い売りと買戻しが交錯、乱高下となりました。寄
付きから前場の高値を窺うような始まりとなった後は戻り売りに押され、今度
は前場の安値を意識する水準まで下がると買い戻しや押し目買いも入る、と言
うような状況でした。結局、最後は売り飽き気分やヘッジ売りの一巡感もあり、
底堅さが確認された格好で下げ幅を縮小、前場の高値を抜けて一気に切り返し、
軟調ながらも高値圏での引けとなりました。節目でのサポートを確認して底入
れ感も出てきたものと思われます。
小型銘柄は主力銘柄ほど戻っていなかったこともあって、底堅い堅調な展開
となりました。週末と言うこともあって積極的に持ち高を増やすような動きも
なかったのですが、主力銘柄に比べて出遅れ感もあり、底堅さが見られ東証マ
ザーズ指数は大幅高となりました。先物も週末と言うことでヘッジの売り買い
や手仕舞いの売り買いが中心ではありましたが、昨日の大幅上昇の中で売りあ
がった向きなどの買戻しもあり、底堅さが見られました。後場の中ごろからは
ヘッジ売りに買い向かうような動きも見られ、下げ幅縮小の要因ともなってい
ました。
底入れ感が強まって来ました。日経平均の節目と見られた13,400円~13,500
円がしっかりとサポートになったものと思われます。来週もこの水準のサポー
トを確認しながら、次の節目である13,800円~13,900円を目指す動きとなって
来るものと思います。昨日のGDP(国内総生産)が予想を大きく上回ったこ
とで割安感が信憑性のあるものとして見直され、好業績が期待される銘柄には
買い安心感も出て来るのではないかと思います。〔マネックス)
来週は戻りを試す展開を期待
来週も戻り歩調が続きそうだ。これまでのマクロ指標は悪化の一途を辿り投資家の失望感を増幅してきたが、米小売売上のマイナス転落回避でリセッションへの警戒感が薄らいだほか、日本の10-12月GDPが潜在成長率を大幅に上回り、投資家心理は改善しつつある。日経平均が7週間ぶりの上昇(週間ベース)、1ヵ月半ぶりに25日移動平均を回復、週末の急速な下げ渋りなどを勘案すると、ようやく底入れ感が台頭してきたとみられる。来週は直近の戻り高値(13889円)及び心理的な節目の14000円もあっさり奪回できれば、騰勢を強める可能性がありそうだ。ただ、懸念材料も少なくない。峠を越えた3Q決算では大幅減益、通期見通しを下方修正する銘柄などが相次ぎ、業績面での裏付けは乏しい。さらに、東証1部の売買代金は活況の目安とされる3兆円を大きく下回る日々が続いており、戻り待ちの売りをこなすのは容易ではなさそう。海外市場では、米国はモノラインを巡る動向が不透明なうえ、欧州ではパリバ、ソシエテなど大手金融機関の決算発表が控えており、予断を許さなそうだ。 (トレーダーズ)
日経平均 13,622.56 (▼ 3.89)
日経225先物 13,610 (▼20 )
TOPIX 1,334.89 (△ 2.45)
単純平均 336.03 (△ 1.19)
東証二部指数 2,887.40 (△13.99)
日経ジャスダック平均 1,522.25 (△ 6.44)
東証マザーズ指数 655.44 (△44.47)
東証一部
値上がり銘柄数 892銘柄
値下がり銘柄数 726銘柄
変わらず 110銘柄
比較できず 0銘柄
騰落レシオ 92.72% ▼ 3.33%
売買高 23億3485万株(概算)
売買代金 2兆5767億7900万円(概算)
時価総額 429兆1855億円(概算)
為替(15時) 108.02円/米ドル
・日銀金融政策決定会合、全会一致で金利据え置きを決定
・日銀月報、景気判断「緩やかに拡大」据え置き 海外経済に注意
・対内証券投資、外国人が6週連続売り越し 統計開始以来初
・金融相、国内金融機関サブプライム損失「拡大が十分予想される」
・東証、粉飾決算報道でニイウスコー株の売買を一時停止
・阪急阪神(9042)、4―12月期最終利益は4.4%減
・サッポロHD(2501)、前12月期最終利益は2.3倍
・独連銀総裁、独景気認識を下方修正 米経済の弱さを一因に
・米グッドイヤー、3四半期連続の黒字計上 高級車向け伸びる
・米マリオット、利益見通しを引き下げ 北米ホテル市場に不透明感
・米住宅ローン借り手救済、民主党が追加法案 景気対策を補完
・米FRB議長、08年の米経済成長率見通しを下方修正へ
トレンド (4704) 3,420円 ▼370 円 :500株単位
07年12月期の連結経常利益は増益となったものの、円高や人件費などの費用
負担から08年1-3月期の同利益を減益と見込んだため、業績の先行きが懸念され
大幅安となりました。
ダイキン (6367) 4,630円 ▼360 円 :100株単位
07年4-12月期の連結業績は増収増益となったものの、欧州向けの空調事業な
どの低迷から08年3月期通期の予想を据え置いたことで、好業績が期待されて
いただけに失望売りがかさみ、大幅安となりました。
ダイエー (8263) 542円 △80 円 :50株単位
現経営陣による改革の方向性が定まり、売上拡大や採算の改善などに向けた
施策が具体化してくるとして、外資系証券が投資判断を引き上げ、ストップ高
となりました。
オルガノ (6368) 901円 △100 円
半導体や液晶の工場で使用する加工・洗浄用ガスを高効率で回収する技術を
開発。地球温暖化防止に役立つことが評価され、ストップ高となりました。
昭和シェル (5002) 1,015円 △92 円 :100株単位
08年12月の連結経常利益は減益を見込むが、期初の割安な在庫による利益の
かさ上げを除く実質ベースでは大幅増益となることが評価され、大幅高となり
ました。
ニッパツ (5991) 830円 ▼100 円