株価指数先物・オプション・大引け 反落、機械受注で売り圧力強まる
 11日の日経平均先物12月物は大幅に反落。前週末比230円安の1万5760円で取引を終え、売買高は8万7377枚だった。1万6000円近辺での上値の重さを嫌気した売りが前場中ごろから続いたうえ、14時に発表された7月の機械受注統計が市場予想を大きく下回ると売りの勢いが強まった。一時は同270円安の1万5720円まで下げ、中心限月ベースで8月14日(1万5550円)以来の安値を付けた。
 7月の機械受注統計で、民間設備投資の先行指標である「船舶・電力を除く民需」の受注額(季節調整値)は前月比16.7%減と日経QUICKニュース社(NQN)が取りまとめた市場予想の下限10.0%減(予想の中心値は5.5%減)を下回った。市場では「振れの大きい指標ではあるが、減少幅が想定以上で心理悪化につながった」(国内証券の情報担当者)との声が聞かれた。
 朝方は前週末の米株式相場が3営業日ぶりに反発したことや、前週末の終値が日経平均株価の理論価格を下回る「逆ざや」の状況だったことから買いが先行。寄り付き前に発表された4―6月の実質国内総生産(GDP)改定値が上方修正されたことも安心感を誘ったが、買いの勢いは続かず売りに転じた。
 シンガポール取引所(SGX)の日経平均先物12月物は前週末の清算値と比べ215円安の1万5755円で取引を終えた。
 TOPIX先物12月物は4日続落。前週末比16.5ポイント安の1592.0で取引を終え、売買高は3万5179枚だった。日経300先物12月物は反落した。
 日経平均オプション10月物は日経平均株価が下落したことを受け、コールが売られ、プットが買われた。権利行使価格1万5000円プットの売買高は1万枚を超えた。〔NQN〕