昔むかしのことなのですが

 

学生時代に「源氏物語」に魅せられた時期がありました

 

友人と共に

 

谷崎潤一郎氏の「源氏物語」現代語訳の監修をされた

 

「玉上琢弥」教授を慕い訪ね

 

某大学のゼミに潜り込んだことがあります

 

朗々と「源氏物語」を詠みあげる教授の声は

 

今でも耳の奥に残っています

 

後々 訃報を知った時は 少なからずショックを受けました

 

書棚には 今も「源氏物語」や「紫式部日記」があります

 

 

文学に身を投じた若かりし頃の残骸を 

 

「今は昔」とセンチメンタルにしのんでいます

 

今年の大河は 『光る君へ』

 

「源氏物語」にまつわる物語と聞きました

 

そんなこんなで

 

ふと青き頃が蘇った雪の降る1日

 

若い俳優さんたちが 

 

「源氏」が書かれた世界観をどう表現するのか

 

時代によって変わりゆく解釈や表現も含め 楽しみにしています

 

本  本  本  テレビ  テレビ

 

10年に1度という寒気が押し寄せるとのニュースに

 

くわばら くわばら・・・

 

あわてて庭を片付け 鉢植えの草花は室内にお引越し・・・

 

迎えた今朝

 

 

 
 
 

雪は思いのほか少なかったのですが

 

寒さは厳しく

 

経験上 積もらない方が寒い・・・ような気がします

 

日中も降っては止み また降るの繰り返し

 

雪除けをしたあとは  一日中冬ごもりです

 

雪が降る前に やっとほころんできた「蝋梅」

 

 

 

 

芳しい「かをり」を放っていたのに・・・

 

今頃 どうしていることやら・・・

 

そういえば 光沢のある花弁

 

この子も「光る君」だなあ・・・

 

「源氏物語」は「花物語」

 

残念ながら 「蝋梅」は出てきませんが・・・

 

花を紡いでいる今

 

半世紀前の自分に 

 

「あなたは 行く末は花咲婆さんになってるよ」と

 

教えてあげたいです笑