今年は 月に一度は花の里を訪ねたいと思い

 

今月は 長浜の盆梅展に行ってきました

 

 

「長浜盆梅展」は日本最大級の盆梅展で

 

今年の会期は1月8日〜3月12日まで

 

約300種の盆梅が 随時入れ替えられ 

 

90種類程度の盆梅が常展されています

 

開催場所は 奥琵琶湖の畔に佇む「慶雲館」

 

ここは明治20年1月に明治天皇が京都御幸された折

 

その帰路の御在所(休憩所)として

 

当時のこの地の豪商 浅見 又蔵 が建てた「迎賓館」です

 

 

 

特にこの建物の庭は 日本庭園の先駆者

 

七代目 小川 治兵衛作の回遊式庭園で

 

国の指定名勝となっています

 

向かいには 「現存する日本最古の鉄道駅舎」

 

「旧長浜駅」があります

 

 

 

長浜は 言わずと知れた「羽柴 秀吉」が開いた城下町

 

北陸方面への要害の地で 北国街道が通っています

 

キラキラ  キラキラ  キラキラ

 

「花」と言えば 今は桜を指しますが

 

 古は「梅」のこと

 

さて 肝心の「盆梅展」

 

花もさることながら その枝ぶりに感服

 

最長は 樹齢400年

 

江戸時代〜続く盆梅がこれダウン

 

 

 
大きすぎて  大きすぎて・・・
 
幹の真ん中は空いていました
 
400年も生きてるなんて 苦労したのね
 
樹齢250年とか 150年とか 
 
見事な盆梅がたくさんあったのですが
 
あいにくの雨の日で  室内が暗く
 
バス旅行のご一同様と一緒になったこともあり
 
なかなか良い写真が撮れませんでした ショボーン
 
僭越ながら  その一コマ
 
 
 
切り絵作家さんとのコラボも
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
詩人でフランス文学者の「堀口 大学」も訪れていたのですね
 
「堀口 大学」といえば 「月下の一群」
 
合唱曲にもなっています
 
現世を忘れ 
 
和と文学の世界に浸るひとときでした
 
「人は見ね   人こそ知らぬ
 
 ありなしの
 
 われは匂ひぞ   風のもて来し」
 
 ちょっと アカデミック だね 照れ