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とてもショックなことがございました。
今年のお正月、イタリアルッカ近くのニットメーカー、パピーニ社で社長さんのビットリオさんとお会いしました。お休みの中、工場をご案内して頂き、日本向けのデザインについて、話し合いをしてきました。
パピーニ社は、これまでイタリアのベネトンやコルマーのニット製品を作っておりましたが、独自のパピーニブランドとしての商品を広めようとしていらっしゃいました。弊社と知り合ったのは、ちょうど1年前のドイツのテンデンスでの展示会です。こんな世の中にはなってしまいましたが、まさにこれから日本やアジアに向けての商品を開発していくところでございました。
奥様は、高校の同級生。ご自分で工場を立て、一代で世界的にも有名なイタリアブランドから信用され、ニット製品を作るまでに発展させました。正式社名は、アレキサンドロ・パピーニ。息子さんのお名前です。

まさにイタリアの家族愛が溢れております。ビットリオさんは、ヨーロッパ以外は、エジプトしか行かれたことはないとおっしゃっていました。
そんなビットリオさんの愛する商品達を弊社は心を込め、彼の夢をのせながら、ヨーロッパを越えてアジアに展開して参ります。
心よりお悔やみ申し上げます。