看板がビシッとしてるから…
シンジが珍しく俺の事を誉めてくれてなぁ。
雪は近いぜぇ。
シンジは俺が描き求めていた理想像を具現化した様なヴォーカリストだ。
もちろんステージ以外で付き合いもあり人間関係だから良い時もあれば、悪い時もある。
もちろんジッタとリョウとも。
大して言葉を発さなくてもお互いの思いを感じとれる時もあれば、言葉を沢山使ってるのに使えば使う程相手の思いを感じとれない時もある。
でも、そんなのは自分が2人いたとしても状況やタイミングがズレたりすれば理解出来なかったりイラだったりするんだろうし良くも悪くもお互い様な所はいっぱいある。
俺達が出会っていろんなタイミングが重なって、同じバンドをやる様になって、良い事も悪い事も、嬉しい事も悲しい事も沢山一緒に味わって、今までいろんな景色を一緒に眺めて来た。
それでも、まだ観てない景色は山程ある。
もっともっと最高の景色を一緒に眺めようぜ。
ニワトリが先か卵が先かって話はよく聞くけど、俺達の場合は『シンジの刺青が先かバンド名が先か』ってなればシンジの背中のタトゥーの方が先で『もう既に看板背負ってるっつう事でRosettaで行こうぜ』っなった。
俺達の看板はシンジだ。
俺はその横の目立ちたがりのベーシストでイイのさ。