セラミック治療のよくある例 その22 銀歯のすきまにむし歯ができていたケース | ローズタウン歯科クリニックのブログ

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上のおく歯を舌でさわるとざらつくので見てほしいという方です。

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よくみると、歯が欠けています。

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銀歯と歯との間に、むし歯ができたようです。

その原因はおそらく銀歯近くの歯のすり減りが生じ、

すきまに歯垢(バクテリア)が溜まり、

バクテリアが糖を分解して酸を酸性し歯を溶かし、

中空の状態になり歯が欠けたと想像します。

 

銀歯を外します。

 

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いつも通り、銀歯を切削した金属片を口のなかにばらまかないように、

ラバーダムを行っています。

 

銀歯を外しました。

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表面をきれいにしていくと、むし歯が2カ所発生していました。

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下の部分は歯の亀裂の先にむし歯ができているように見えます。

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形を整えて歯をスキャンしセラミックを作成します。(ここまでが1日目です。)

2日目に出来上がったセラミックを装着します。

セラミックと一口にいっても実はメーカーと素材の違いがたくさんあります。

今回はe.maxという信頼性の高い素材を選択しています。

 

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歯に接着しました。

歯の溝の部分にオレンジ系のステインをつけることもありますが、

上の歯ですし、機能的な違いは全くありませんので、

ツヤ焼きだけで済ませています。

ステインがない方がいいという方もいらっしゃいますので、

美の基準は人それぞれですね。

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前後の比較です。

左は合着というつけ方、右は接着というつけ方、

まるっきり違うつけかたをしています。

隙間からのバクテリアの漏洩の度合いが違います。

セラミックは治療をする側にとっては、

歯を守る治療をしたという安心感があります。

 

そういう点からすると、

奥歯だから銀でいいというのはちょっと不安が残ります。

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奥歯というのは、

口の中にある調理道具だとお考えいただいても良いかもしれません。

 

体を維持するのに必要なタンパク質、

特に肉などの動物性タンパク質や、食物繊維は奥歯がないと食べる量が減ってしまうでしょう。

 

今回は、症状がでる前にチェックの時点で見つかりましたので、

少ない回数で終わることができました。

 

もし痛みが出て初めて歯科にかかるというマインドの方は、

通院回数が増える可能性がありますので歯科との関わり方を

先手を打つ方向に変えておいた方がいいと常々お伝えしています。