三田寛子さんの銀婚式。昨夜は仕事帰りに本屋へ立ち寄り、こちらを購入しました。着物雑誌は専ら定期購読です…持って帰るのが重い三田寛子さんの半生を綴ったエッセイ。最初の一文。二〇十六年、八代目中村芝翫を襲名。私にとってあまりにも衝撃的な年でした。こちらをお書きになった時は、芝翫さんがすっぱ抜かれるとは思いもしなかったでしょうあらゆる意味で昨年は大変な年だった事でしょうね。妻として、母として、そして梨園の女性として。天真爛漫な三田さんとはまた違った一面が覗ける一冊でした。