デビュー当時から、宇多田ヒカルが好きだ。
抜群の歌唱力と音楽センス。
10代の女の子なのに、彼女は大人だった。
日本人離れした思考が面白いと思った。
絶頂期の結婚、病気、離婚…そして、あの出来事。
突然突きつけられた母の死。
自ら命を絶った母への思いはどんなものだったのだろうか。
彼女は音楽活動を休止し、人間活動に励み、そして新しい家族を手に入れた。
何よりも大切な、子供。
音楽活動、再始動。
嬉しかった。
ただただ、嬉しかった。
朝ドラ、ニュース番組の主題歌。
初回は聞き逃さないと気合を入れた。
ニュース番組の主題歌「真夏の通り雨」…強烈なフレーズに泣きそうになった。
思い出たちが不意に私を乱暴に掴んで離さない
あぁ、彼女は全然忘れてない。
立ち直ってなんていない。
でも、前を向いて進んでる。
復帰は嬉しいけど…嬉しいけど、なんだか切ない。
そして、この記事を書いている時にリアルタイムで新作アルバム発表のニュースを知った。
何かを感じずにはいられない。