四国こんぴら歌舞伎大芝居。 | 日々徒然

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春から社会人に返り咲きました。確定申告他人がやってくれる!!万歳!!

 

行って参りましたこんぴら歌舞伎歌舞伎・定式幕

 

開演時間ギリギリに到着。

間に合わないと本気で思いました、道が空いてて良かった。

 

地震支援の為に、役者さんが募金の呼びかけとサインを販売していたのですが、

残念ながら間に合わずサインは買い逃しました。

募金は、スタッフの方に後でお渡し頂くよう預けて来ました。

出来る事から少しずつ…

 

 

 

鴈治郎氏の襲名披露。

おめでとうございます。

 

 

 

 

日本最古の芝居小屋である「金丸座」

スッポンも廻り舞台も全て人力、歴史を感じさせます。

 

空調設備が無いのが欠点ですが。

 

 

 

 

とても狭い芝居小屋なので、二階の最後尾でも問題なく観れます。

座椅子ではない普通の椅子席に座りたかったので、二階の後舟にしました。

長時間だとやっぱりこの席が楽です。

 

 

「あんまと泥棒」

前評通り、笑わせて頂きました笑い泣き

中車氏の狡猾な演技がもう面白くって。

巧妙な掛け合いのあるお芝居は、歌舞伎お初の友人も楽しんでいました。

 

 

「鷺娘」

美しい舞いと素晴らしい音。

ハラハラと降り頻る雪の中、現れる鷺の精はなんて幻想的なんでしょうか。

扮装を変えながら踊る扇雀氏の姿に、始終見惚れておりました。

 

最後は鷺の精観客も、雪まみれになった最後。

雪籠から降る量が半端ない。

そして、幕間の掃除機の音が妙に現実的(笑)

 

 

 

これは、鷺娘が始まる前に花道を整えているところ。

本当に、客席と花道、舞台が近いのが金丸座の特徴です。

 

 

「封印切」

こちらの演目、上方らしい悲恋モノ。

あまり好きな演目ではなかったのですが、さすが鴈治郎氏。

最後まで寝ずに観れました(笑)

壱太郎氏演じる初々しい梅川、金持ちドラ息子が妙に似合っている愛之助氏。

 

長い演目を一気に観るよりも、短い演目をサクッと観るのが好きな私。

まだまだ歌舞伎通には程遠いです。