■アリエナイ化学実験事典
■著:レイユール/監修:薬理凶室
武闘派理科集団「薬理凶室」で有機化学などを担当している青い炎の怪人レイユール先生。
東京板橋の科学館で開催されたリアル実験室にも参加させていただいたレイユール先生の単著が刊行!
レイユール先生の実験はとにかく楽しい、キレイ、すごい、そしてわかりやすい!
ご自身のYouTubeチャンネルでも実験動画を上げてるんですが、精製卿の名に恥じないお仕事で魅せてくれてます。
お料理動画もいろいろ見てるこちらの感覚がバグるのがおもしろいです。
そんなレイユール先生の実験事典。
面白くないわけがないんですよね。
第0章の基礎知識から始まり、毒と薬、色と光、熱と炎といった章立てで第5章まで続きます。
理科に関しては学生時代の成績はめためただった私ですが、基礎の基礎からスタートしてくれる本著。
手厚い。
しかも自室を実験室(ラボ)に改築するためのノウハウまで基礎の中に織り込んできてる。
手厚い(?)
ちょっとこの辺、創作資料としてめっちゃ使えると思う。
そして続く、合成実験に生成実験、抽出実験、などなど。
実験過程のフルカラー写真がすごい。
かつて理科の教科書で炎症反応の写真に魅せられ、何よりその実験を楽しみにしていた学生時代の自分まで思い出しちゃいます。
食べ物の成分も化学してるし、「あ、そうなんだ!?」という身近な存在の深掘りがされたり。
好奇心刺激されます、すごい。
章ごとに挟まれる、薬理怪人の他の先生とのやりとりが垣間見えるようなイラストもあって嬉しい!
読み応えもあって、資料性も高いアリエナイ事典シリーズ。
書店イベントへの参戦は叶いませんでしたが、神保町の書泉グランデさんでサイン本をお迎えできました(歓喜)
ちなみにミステリを書く際にお世話になってる薬理凶室主宰くられ先生の毒物辞典もおすすめ!

