小説『氷点』の舞台となった珈琲亭ちろるへ。

食べマルシェと並行してカフェ巡りもしたいという欲張りスケジュールでセレクトです。

《ブレンド珈琲 深煎》(600)


ブレンドだけで、浅・中・深の3種あることにまず感動!


初めてのお店ではオリジナルブレンドにするというマイルールなのですが。

こだわりのスペシャリティグレード豆使用と記載してて期待もふくらみます。


少し迷って、深煎りに。

ひと口めから香りが広がり、コクのある苦味。

でも重すぎず、むしろすっきりと澄んだ味わいという印象でした。

ゆったりと楽しみたくなる深みもあります。


《ベリータルト》(550飲み物とセットで400)


サックリとした焼き菓子系のタルト台に敷き詰められたブルーベリー。

コンフィチュールよりも、ゴロゴロっとしてて果実感が強めなのがマッチしてます。

アクセントのフランボワーズともども、甘酸っぱくてジューシーなところも好ポイント。

添えられたクリームで、ちょっとミルキーに変えることもできます。

重くはないけれどしっかりスイーツな存在感が良きです。


店内は、シックでレトロ、でもところどころに不思議なアイテムが置かれて、独特の雰囲気となってました。

どこか時の流れを違えたような老舗カフェで、時間を忘れて過ごしちゃいました。


珈琲亭ちろる

全席禁煙。

ボックス型のテーブル席とカウンター席あり。

大人な雰囲気の中、男女問わず、おひとりさまからグループまで様々な客層ですが、基本的に落ち着いた雰囲気でした。

パンケーキが人気の模様。