ひさひざに帰省した友人のリクエストで、札幌すすきのエリアの夜パフェ専門店ななかま堂へ。


《イチゴノミ》(セット2780)


瑞々しい苺で構成された美しい佇まいは眼福。

フレッシュで艶やかな赤があふれるほど飾り立てられていて、メレンゲの白や抹茶の味が濃いラングドシャの緑で、さらに目を惹くのです。

その下には、香り立つ紅茶ジェラートが、なめらかなクレームダンジェとともに控えてます。

苺に紅茶の組み合わせがまた絶妙!


おもしろいのが、艶やかな日本茶やフランボワーズの餡子玉が散りばめられているところ。

ゼリーとも羊羹とも違う独特の食感で、むちっとつるりと楽しませてくれます。


さらに、コアントローカタラーナは、なめらかでありつつもかなり濃厚で、どこかとろりとした余韻を醸し出します。


ここに、サクサクのパイやアーモンドガレットの焼き菓子の香ばしさと食感が絡み、甘やかな中に変化が生まれてくるのです。


苺から焼き菓子の過程で、味わいのコントラストに技が光ります。


そして、グラスの最後は、旭川クラフトジンとレモンとディルのジュレが柑橘とジンのほろ苦さと爽やかさがしめてきます。


このジュレに、カタラーナやパイ、レモンカードがあわさり、クレームダンジュによって、贅沢なレアチーズケーキのよう。

しかも、グリオットマセレのジューシーでおしゃれなアクセントが効いてくる。


美しい佇まいに惹かれ、魅了される味わいでした。

セットには、パフェテリアのサングリアをセレクト。

ほろ苦さとフルーティーさがあふれるサングリアの赤はクセになります。

もちろん、パフェとの相性もよく、余韻まで楽しめます。


とても贅沢で幸せなパフェを堪能いたしました。


夜パフェ専門店ななかま堂

全席禁煙。

18時から開店の夜パフェ専門店で、テーブル席、カウンター席、小上がり席で29席。

予約不可なのですが、19時前後までは平日だとすんなり入れる率高めです。

シックでおしゃれな雰囲気で、女性の2人組から4人以下のグループが多めな印象。