「ふつう、〇〇する」

△△できるのがあたりまえ」


自分自身にも相手にも使いがちなこの言葉。

裏を返せば、


「〇〇しないのはおかしい」

△△できないのは異常」


まるで、「それをしない・できないことを責められている」かのように感じはじめたら、もうしんどいんですよね。


「しない、できない自分(相手)」を責めて追いつめ始めたら、どんどん苦しくなる。

余裕がなくなる。


だから、ほんの少しだけこの表現を変えてみるのが個人的にオススメ。


「〇〇したほうが生きるのが楽そう」

△△できたほうが自分の気持ちが安定するかな」

□□をやれた方がお互いに嬉しいかも」


「ふつう」とか「正常」という表現で、「〜すべき」と言い切ってしまうよりは、

「できたらいいなぁ」くらいのゆるやかさの方が心にも体にも余裕ができちゃいます。


ついでに、


「あなたはそう思うんだね」

「あなたはそうしたいんだね」


と、相手の価値観を尊重しつつ、「うちはうち、よそはよそ」と横に置いとくのもありです。


ちなみに、1番の大前提として大切なのは、


「私はそれをしたいのかどうか」


自分の本当の気持ちを聴けると、おかしな責任感と重圧の沼に沈むリスクが減ります。

自分の気持ちを蔑ろにしちゃうと、まわりにぶんぶん振り回されて、気づかないうちに、更にしんどさアップするのですよ。


そして、大切なことはもうひとつ。


「できるできないじゃなく、やろうと努力してるのがすでにステキだよ、自分」


したいことやできるようになりたいことへ向かっている姿勢と過程を褒めるのも大事!



ほんのちょっとだけ、視点と言葉を変えてみる。

これも、長年のクセを治すように、気づいた時に意識して変えてみようかな、くらいの気軽さで。


それで心のしんどさが少しでも軽くなる時間が増えていきますように。