『なぜかひとりだけ、自分にきつく当たってくる人がいる』
そんな経験はありませんか?
なぜその人は、あなたにキツく当たるのでしょうか。
その理由を、周りの反応と言動から測れることがあります。
では、この『きつく当たってくる人』の心理とは?
これは、ある一例となりますが。
『周りは自分に優しいのに、その人だけが自分にキツい』場合
キツく当たられるひとの特徴は、
・失敗してもフォローしてもらえてる
・つねに誰か彼かが助けてくれたり、声をかけてもらえてる
・仕事をたくさん抱え込んでいるように見えない
逆にキツく当たる人の特徴は、
・自分で最初から最後までこだわって仕事する
・人に頼らず、自分で全てやろうとする
・人にも自分にも厳しい
・ちょっとしたズレが許せない
ここで周囲がどう反応するかというと、
『〇〇さんが辛く当たられてるからフォローしてあげよう』
『××さんはこだわり強いから手を出さないでおこう』
これです↑
そうすると、キツく当たる人の内側では、こんな想いが吹き荒れている場合があります。
『あの人だけなんで!?私はこんなに頑張ってるのに!』
(=私を正当に評価して、認めてほしい)
『周りはあの人を甘やかしてる!』
(=私はちゃんと指摘する!こうであるべきなんだから)
こういうことが起きやすいんです。
で、問題はですね。
そういう理由があったとしても、キツく当たられたあなたは、
その人の気持ちに振り回されたり、
無理に好かれようとしたり、
自分がダメなんだって落ち込んだり、
そういうのはしなくて良いんじゃないかな、ってことです。
キツく当たられたらしんどいので、しんどさは外に逃す。
でも、その人と正面からやり合わなくていいし、自分も責めない。
「そういう感情なんだなぁ」
「私がダメなわけじゃないんだな」
「周りの優しさに助けられてるな」
手助けしてもらわないといけない自分を責めなくていいのです。
ただし、助けてくれてる人たちのためにできることはしていくことは大事です。
・同じ間違いをしない
・してもらって嬉しかったことを返していく
・「ありがとう」と「ごめんなさい」はタイムリーに気持ちよく潔く
・できることは率先してやる
・優しさに甘えて手を抜いてないかは精査する
・成長するための努力は重ねる
そして。
もし、仮に誰かにキツく当たりたい気持ちになった時には、自分を振り返ってみる。
・自分の言動が人の助けを拒絶してないかな
・自分で抱え込みたがってないかな
・自分のこだわりを押し付けてないかな
・やってもらったことに対し、ありがとうより先に不足(不満)点を伝えてないかな
・誰かのミスや手の回ってないことを見つけたら、気持ちよく声かけてフォローしてるかな
キツく当たられる人も、キツく当たってしまう人も、
自他を責めるのではなく、ニュートラルに振り返って分析してみることは大事。
そして、上手くできない時は、ちゃんと休むこと、美味しいものを食べること、自分を労ること。
人間関係も仕事も、「ありがとう」のやりとりが気持ちよくできる方がうまくいきます。
『自分にも相手にも優しくいこう』