以前、
『人にアドバイスをもらうなら、こだわりは一旦横においた方が良い』
というネタを書いたのです。
うまくいってないなら、
どこをどう修正すればいいのか、
素直に一旦言われたことを実行してみた方が良いのでは、
と。
でも、これは何でもかんでも従順に従い、相手に自分を委ねて、判断全部を放棄するのとは別のお話なのですよね。
こだわりはあくまでも、『一旦』横に置く、なのです。
ちなみに、文献を読むときには批判的視点を持つ、と教わります。
この批判的っていうのは否定するという意味ではなく、
本当に書かれた通りのことなのか、
根拠はどこにあるのか、
データや解釈に誤りはないか、
データの集め方は適切だったか、
客観的かつ多角的に検証してみるということを教わるんですね。
これを当てはめると、
アドバイスをくれる人は、『その人のその時の成功体験』から語ってくれてます。
ソレに汎用性があるかどうか、
データとして適切か、
今の時代に合うか、
自分に合うか、
といった検証が必要なのです。
「あなたのいうとおりにして失敗した!」といって、
その人が責任とってくれるわけでもないので、
思考放棄ついでに『自分』までなくしたら大変なことになっちゃいます。
こだわりは、一旦おく。
置いておくけれど、でも、捨てない。
そして自分という存在を相手に丸投げしない。
どこかで客観的に分析する意識大事にー!