販促工房の笹野将治氏が主催されたZOOM企画、2度目の参加をしてきました!


笹野氏による開催レポートはこちら↓

【開催レポート】20200511_推しの漫画本を語るZOOM会 | 小さな会社・お店向け【独立・起業】の販売促進・集客マニュアル I 販促工房



今回は、事前に主催者の笹野さんから、「こんな流れで語ってね」のガイドラインが届きました。

すてき。

持ち時間は5分。


前回に引き続き、皆さんの推し語り最高でした!

ファンタジー漫画ということで、いろんな世界観と特殊設定の宝庫。

知らないタイトル、知ってても読んだことないタイトルが大半。

この新鮮な出会いが楽しい!


鬼滅の刃ってそんなあらすじなんだ、とか。

リボンの騎士ってそんなお話でそんな背景だったんだ、とか!

そして今回1番気になったのが、笹野さん推しの『PHYREN』。

設定からしてミステリ好きのハート鷲掴み!


ちなみに私の推しは、『黒執事(枢やな先生著作)でした。

自分的にファンタジーというと、剣と魔法の世界というイメージが強いんですが。

こちらは、ダークファンタジーのくくりということで安心して推しました。


スーパー推しタイム健在。

楽しかった!です!


次はスポーツ漫画とのこと。

スポーツ系は名作傑作多いですよね。


◆黒執事推しポイント

黒執事

(:枢やな スクエアエニックス)


19世期末のイギリスが舞台。

美麗で完璧な執事セバスチャンと、彼が仕える12歳の少年伯爵シエル・ファントムハイヴ。

女王の番犬と呼ばれ、政府の闇を負うシエルは、悪魔と共に2年前の地震を襲った惨劇とそれを起こしたものへの復讐に挑む。


1巻目はいわゆる短期連載的に、女子向け悪魔執事と少年伯爵の日常的ストーリー。

ここでよくある同人展開と侮ってはいけないのです!

2巻以降から繰り広げられるのは、過去の惨劇を縦糸に、切り裂きジャックや密室殺人、豪華客船、サーカス団の秘密、と美しく陰惨な事件を横糸にして、複雑に織り込まれていくストーリー!


グロテスクさを耽美さで覆う、ゴシックロマンのテイストがまた物語に最高マッチします。


現在29巻まででているのですが。

初期から仕込まれ恐ろしく作り込まれた伏線が、鮮やかに回収されていく快感と驚き!

小さすぎて見逃される程度の違和感が重要な意味を持つという、見せ方の手腕。

読み手の先入観を巧みに利用してくる、叙述トリック的技法がたまらないです。


そして、至る所に散りばめられたギャップ萌の数々。

キャラの作り込みも、わかりやすく……と見せかけてでもどこか毒と矛盾を孕み……

きれい、かわいい、やさしい、では終わらせない。

このキャラが実は、というのが炸裂してくるのが最高で、ついつい引き込まれます。


章立てされており、展開される様がまた秀逸。

徐々に明かされていく謎、縦糸と横糸のアラベスク模様のような黒執事、推しです!