9110に相談したあと、警察の性犯罪被害相談電話「#8103」にも電話をしました。
そこで、息子に起きたことを改めて説明しました。
相談している中で、
「今は何ともないように見えても、あとから突然、心や行動に変化が出ることがあります」
と教えてもらいました。
たとえば、
よく眠れなくなる。
怖い夢を見る。
つらい出来事の場面が頭に浮かんで離れなくなる。
落ち込む、おびえる、情緒が不安定になる。
一人で眠れなくなる。
赤ちゃん返りをする。
急に性器や性的なことへの関心を見せる言動が増える。
そういったサインが現れることがあるそうです。
そして、もう一つ言われたことがありました。
今はまだ本人が出来事の意味を十分に理解していなくても、成長したときに、
「あのとき、自分はこんなことをされたんだ」
と理解して、あとから傷つくこともある、と。
私は、そのことを一番恐れていました。
実は、それがあったからこそ、
私は被害届を出すことにも躊躇していました。
被害届を出せば、
警察に現場へ連れて行かれ、
そのとき何があったのかを改めて聞かれることになる。
そうすることで、
息子の中にこの出来事の記憶が、より強く刻まれてしまうのではないか。
小学二年生。
このまま時間が経てば、
もしかしたら忘れてくれるかもしれない。
それなのに、
私が被害届を出すことで、
わざわざその記憶を呼び起こしてしまうのではないか。
私はずっと、そんなことを考えていました。
#8103では、
専門家によるカウンセリングを受けられることも教えてもらいました。
もしカウンセリングを希望する場合は、
また電話をしてください、とのことでした。
そのときはすぐに申し込まず、
一度考えることにして、電話を切りました。